柏春めく 四泊五日の熱気

大学3年生のための宇宙・素粒子スプリングスクール2023

                 

概要

 東京大学宇宙線研究所の「宇宙・素粒子スプリングスクール」は、2023年の春に大学4年生になる理系の学生が、宇宙・素粒子研究の現場を体験するプログラムです。
 本プログラムは近年、COVID-19の感染拡大防止のため、2020年は中止、2021年と2022年はZoomによるオンラインで実施しました。2023年3年に実施する今回は、感染予防に最大限の注意を払いつつ、大学3年生の参加者30人が、東京大学柏キャンパスの宇宙線研究所で、4泊5日の合宿を行うという従来のスタイルに戻します。
 参加者は合宿期間中、宇宙・素粒子の共通講義を受け、六つのグループに分かれてプロジェクト研究を行います。最終日にはグループごとにプレゼンテーションを行い、参加者の皆さんの投票で最優秀賞を決めます。
 学生にとって質の高いプログラムにするため、プロジェクト研究が2月中から随時オンラインまたは現地で実施される場合があります。実施の方法はグループごとに異なりますので、詳しくはこちらのページでご確認ください。 (ただし、COVID-19の感染状況によっては、プロジェクト研究自体が中止となったり、全てオンラインに移行することもあり得ますので、ご承知ください。)

 本プログラムは、大学院へ進学し、宇宙・素粒子の研究に取り組むことを希望する大学3年生のためのものです。希望者が多数の場合には選考を行いますが、物理学の他の分野への進学や就職を検討中の方より、宇宙・素粒子分野の大学院への進学を真剣に検討されている方を優先させて頂きます。実際、スプリングスクールの参加者で、現在、宇宙線研究所で大学院生活を送っている先輩方も多く、進学先を選ぶ際の参考になることは間違いありません。心よりみなさまからのご応募をお待ちしております。

 尚、選考はプロジェクト研究ごとに行いますので、希望者が集中し、選考から漏れてしまうこともあります。しかし、その場合でも共通講義についてはZoomによるオンライン受講が可能です。オンライン上からの質問も可能ですので、この機会にぜひご利用ください。

日時 2023年3月6日(月)〜3月10日(金)共通講義、プロジェクト研究
2023年2月中随時 オンライン及び現地でプロジェクト研究
場所 東京大学柏キャンパス宇宙線研究所
参加費 無料 (宿泊費はサポートします/遠方の方は前後泊も考慮。交通費・飲食費は各自の負担)
定員 30人(応募者多数の場合は選考を実施。募集定員はプロジェクト研究ごとに異なります)
対象 2023年4月から新4年生となる大学3年生で、
宇宙・素粒子の分野で大学院進学を目指す方
お申込方法 お申し込みフォーム(12月1日から)
お申込期限 2023年1月13日(金)まで (申し込みの修正も同期限まで可)
主催 東京大学宇宙線研究所

上記に示すWebリンクより、フォームにてお申し込みいただきます。
フォームには名前、住所などの必要事項を記入のうえ、スプリングスクールで予定される6つのプロジェクト研究のうち、第1〜第3希望までを選び、課題作文(500字以内)に回答してください。
ご志望いただいたプロジェクト研究ごとに、課題作文の内容などをもとに選考し、2023年1月20日ごろまでに結果をお知らせします。
なお、ご自分の回答については、応募締め切りの期日が過ぎるまでは何回でも再編集が可能です。



【課題作文】
 スプリングスクール2022で実施された6種類のプロジェクト研究の発表スライドの中から1つを選んでいただき、その研究に関して、以下の3つの内容を合わせて500字以内で述べてください。
 ① 研究の目標、手法、成果についてのまとめ
 ② あなたが面白いと思ったこと
 ③ 研究に対するあなたのアイディア(もっと良い研究にするにはどうしたら良いかなど)
 スプリングスクールのプロジェクト研究の発表スライドは、プロジェクト研究2023の紹介ページにあります。

内容

講義・最先端研究

最前線の宇宙物理学や素粒子物理学に携わる研究者たちが登壇します。講義の後には、昼食も忘れて1時間近く質問が続くことも。

プロジェクト研究

ニュートリノや重力波、高エネルギーガンマ線など6つのグループに分かれて、模擬実験を体験します。最終日には実験成果を発表し、優勝チームには賞状と記念品が贈られます。

Graduation Party

すべてのプログラムが終わった後は、盛大なパーティでイベントを締めくくります。実験に共に励んだ仲間や、お世話になった先輩の研究者たちと交流を深めます。

TIME TABLE

(注)こちらの講義スケジュールは現在の予定で、講師の都合により、直前で変更となる可能性があります。あらかじめご承知ください。
(注)こちらの講義スケジュールは現在の予定で、講師の都合により、直前で変更となる可能性があります。あらかじめご承知ください。

FAQ

応募方法を詳しく教えてください

応募の受付は、2023年1月13日(金)まで、このサイトからリンクしたページで実施します。お申し込み方法に記載されたリンクからお申し込みフォームにお入りください。

申し込み時に記載した第1〜第3希望のプロジェクト研究ごとに、課題作文(500文字以内)の内容などを検討し、選考いたします。6つの研究プロジェクトの内容をよくお読みいただき、第1希望から第3希望のプロジェクト研究を選び、課題作文を作成してください。
・課題作文についての詳細は、同じページのこちらに記載されています。
・第1希望だけ、または第1、第2希望だけの記載も可能です。
・希望した以外のプロジェクト研究に選ばれても可という方は、「希望に挙げた以外のプロジェクトでも、参加を希望する」にチェックを入れてください。
・2023年1月20日ごろまでに選考の結果をお知らせします。

このスプリングスクールには例年どのような学校の生徒が参加していますか?

全国の幅広い国公立、私立大学の3年生に参加をいただいています。

他学年でも応募できますか?

対象は来年春に4年生になる大学生です。スプリングスクールは大学3年生レベルの知識を想定して組まれているため、学年を限定しています。ぜひ3年生になられましたらご応募ください。

このプログラムに参加するにあたり、どの程度の基礎的知識が求められていますか。また、どの程度の宇宙物理学の理解が必要でしょうか?

スプリングスクール の講義や各プロジェクト研究は、一般的な大学における物理学科3年次相当のカリキュラムを終えていることを前提に行います。

具体的には、物理学としては、力学、電磁気学、熱力学、特殊相対性理論、量子力学、統計力学です。また、数学としては、線形代数、微分積分、統計学、物理数学。さらに、C言語など基礎プログラミングの経験に加え、簡単なUNIXコマンドが使えることが望ましいです。

以上のような幅広い専門知識があることが望ましいですが、プロジェクト研究に必要な専門知識はその場で説明するため、わからないことがあってもついていけるように設定されています。

スプリングスクール期間中に東京大学宇宙線研究所の見学を行うことはできますか?

プロジェクト研究のうち、ニュートリノ物理、重力波天文学の二つについては、2月中に岐阜県飛騨市神岡町の実験施設の見学を予定しています。他はそれぞれのプロジェクトに依りますので、詳細については指導教官にお尋ねください。いずれもCOVID-19の感染予防対策を徹底した上で、行われる予定です。

宿泊はどちらの予定でしょうか?

柏キャンパス内にあるゲストハウスと、柏の葉駅前のホテル・トリフィートを予約しています。シングルでご利用いただき、宿泊費は宇宙線研究所がサポート致します(参加者は宿泊代の支払いは不要です)。ニュートリノ物理、重力波天文学の二つで、2月中に行われる施設見学についても宿泊費をサポート致します。いずれも遠方の方は、前後泊分の宿泊についても同じ宿泊施設にて考慮致しますので、ご相談ください。ご自宅から宿泊施設までの往復交通費は参加者負担となります。

入所の際に必要な手続きはありますか?

東京大学では、COVID-19の感染拡大を予防するため、現在でも厳格な対策が取られています。柏キャンパスの入構に制限は設けていませんが、宇宙線研究所の建物内に入り、スプリングスクールの講義やプロジェクト研究に参加する学生の方は全員、ご自宅にて事前にCOVID-19の抗原検査を受けて頂きます。その上で、抗原検査の結果、陰性であるとの誓約書を提出して頂きますので、よろしくお願い致します。

交通費は支給されますか? 飲食代はいかがでしょうか?

自宅から実習の行われる研究施設、また、自宅から指定の宿泊施設までの交通費については、いずれも各自の負担となります。飲食代についても、各自の負担となります。

お問い合わせ先

Tel : 080-4869-4539

map : 東京大学宇宙線研究所

Web : お問い合わせ