大学3年生のための宇宙・素粒子スプリングスクール2023の募集について(1月13日締め切り)

トピックス

 東京大学宇宙線研究所の「宇宙・素粒子スプリングスクール」は、2023年の春に大学4年生になる理系の学生が、宇宙・素粒子研究の現場を体験するプログラムです。

2019年にオンサイトで開催されたスプリングスクールより
スプリングススクール2022の集合写真から

 本プログラムは近年、COVID-19の感染拡大防止のため、2020年は中止、2021年と2022年はZoomによるオンラインで実施しました。2023年3年に実施する今回は、感染予防に最大限の注意を払いつつ、大学3年生の参加者30人が、東京大学柏キャンパスの宇宙線研究所で、4泊5日の合宿を行うという従来のスタイルに戻します。
 参加者は合宿期間中、宇宙・素粒子の共通講義を受け、六つのグループに分かれてプロジェクト研究を行います。最終日にはグループごとにプレゼンテーションを行い、参加者の皆さんの投票で最優秀賞を決めます。
 学生にとって質の高いプログラムにするため、プロジェクト研究が2月中から随時オンラインまたは現地で実施される場合があります。実施の方法はグループごとに異なりますので、詳しくはこちらのページでご確認ください。 (ただし、COVID-19の感染状況によっては、プロジェクト研究自体が中止となったり、全てオンラインに移行することもあり得ますので、ご承知ください。)

 本プログラムは、大学院へ進学し、宇宙・素粒子の研究に取り組むことを希望する大学3年生のためのものです。希望者が多数の場合には選考を行いますが、物理学の他の分野への進学や就職を検討中の方より、宇宙・素粒子分野の大学院への進学を真剣に検討されている方を優先させて頂きます。実際、スプリングスクールの参加者で、現在、宇宙線研究所で大学院生活を送っている先輩方も多く、進学先を選ぶ際の参考になることは間違いありません。心よりみなさまからのご応募をお待ちしております。

 尚、選考はプロジェクト研究ごとに行いますので、希望者が集中し、選考から漏れてしまうこともあります。しかし、その場合でも共通講義についてはZoomによるオンライン受講が可能です。オンライン上からの質問も可能ですので、この機会にぜひご利用ください。

申し込み方法など詳しくはこちらのページへ

日時2023年3月6日(月)〜3月10日(金)共通講義、プロジェクト研究
2023年2月中随時 オンライン及び現地でプロジェクト研究
場所東京大学柏キャンパス宇宙線研究所
参加費無料 (宿泊費はサポートします/遠方の方は前後泊も考慮。交通費・飲食費は各自の負担)
定員30人(応募者多数の場合は選考を実施。募集定員はプロジェクト研究ごとに異なります)
対象2023年4月から新4年生となる大学3年生で、
宇宙・素粒子の分野で大学院進学を目指す方
お申込方法お申し込みフォーム(12月1日から)
お申込期限2023年1月13日(金)まで (申し込みの修正も同期限まで可)
主催東京大学宇宙線研究所