ICRR NEWS No.122を発刊

トピックス

宇宙線研究所広報室はこのほど、ICRR News No.122 SUMMER(夏号)をオンライン発刊しました。

特集では、6月28-29日に発表されたハイパーカミオカンデ大空洞掘削完了見学会の詳報と掘削完了のプレスリリース(8月5日付け)のほか、6月から毎月発信したプレスリリース3本を掲載しています。

 レポートでは6月18日に開催された瀧田正人名誉教授、大西宗博助教、川田和正准教授の文部科学大臣表彰(科学技術分野)受賞の記念講演会・祝賀会の様子や、4月13日に開催された春の合同一般講演会(ICRRの森﨑宗一郎准教授、IPMUの山下雅樹特任准教授)の詳報をwebニュースから転載しているほか、新しい人もの企画「この人」から、ALPACA実験のEduardo De La Fuente教授と、観測的宇宙論グループの大内正己教授を取り上げたものを掲載しました。さらに、受賞関係では、スーパーカミオカンデグループの原田将之特任研究員の日米科学技術協力プログラムシンポジウムのポスター賞と、観測的宇宙論の影浦優太さんの天文・天体物理若手夏の学校でのオーラルアワード受賞など、宇宙線研究所に関係する若手研究者及び学生さんたちの活躍がうかがえる内容となっています。

 トピックスでは、2025年のICRR外部評価委員会、若手研究者の交流会の開催や、野中文部科学副大臣の神岡視察、KAGRAが参加するO4観測運転の最新状況など、直近の話題を取り上げていますので、ぜひご覧ください。

年次資料・報告書のページ、または、下記の表紙のリンクからご覧ください。印刷版も近く発刊の予定で、東京大学柏キャンパスの宇宙線研究所で無料配布している他、近隣の大学・研究機関の図書館などで閲覧することができます。(無償で配布していますので、何冊かご要望の方はご相談ください)