2020年 修士・博士研究発表会を開催しました

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発表が終わり、ホッとした顔で記念撮影する参加者たち

 宇宙線研究所の大学院生が、相互に研究内容を知り、交流を深めるための修士・博士研究発表会が2月21日、東京大学柏キャンパスの宇宙線研究所で開催されました。2012年から毎年この時期に開かれており、今回で9回目となります。

 6階の大セミナー室で開かれた発表会の冒頭、梶田所長が「お互いの研究について知るよい機会ですので、ぜひこの機会を利用して交流ください」とあいさつ。

 続いて、指導教員らが見守る中、修士・博士課程の学生23人が、日本語と英語のどちらかを選んで口頭発表(16人が英語を選択)を行い、5人がポスターセッションに挑みました。それぞれの発表ごとに質問が出され、学生、教員も含めて議論が行われました。

 発表会のプログラムはこちらからどうぞ。

3人に宇宙線研究所 所長賞

 発表およびポスターセッションの終了後には、審査が行われ、博士、修士、ポスターの部門ごとに一人ずつ、梶田所長から所長賞が贈られました。

【博士部門】の所長賞を受賞した深見哲志さん “Study of the very-high-energy gamma ray emission from the gamma ray bursts”
【修士部門】の所長賞を受賞した加藤勢さん “Evaluation of sensitivity of the ALPAQUITA experiment to southern γ-ray sources”
【ポスター部門】の所長賞を受賞した山田智宏さん “Reduction of suspension control noise for main optics in KAGRA”