日本科学未来館 スーパーカミオカンデの展示をリニューアル公開

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 東京大学宇宙線研究所の実験施設スーパーカミオカンデ(SK)に関連した新展示が、6月3日からリニューアルされ、日本科学未来館(東京・江東区)で公開されています。

リニューアルされたスーパーカミオカンデの展示コーナー

 リニューアルされた展示は、これまでと同じく3階の常設展示ゾーン「世界を探る」の宇宙コーナーの奥にありますが、新たに展示タイトル「ニュートリノから探る宇宙」を掲げた縦看板と、その直下に大型ディスプレイが設置されました。この大型ディスプレイでは、宇宙線研究所が提供したスーパーカミオカンデの紹介ビデオが、日本語、英語、中国語の字幕付きで連続再生されています。さらに、実物大の光電子増倍管を敷き詰めた壁面には、新たにLEDのライトアップが加えられ、宇宙からやってくる宇宙線を観察できる大型霧箱、スーパーカミオカンデの10分の1模型もあわせ、宇宙線やニュートリノについての研究をわかりやすく説明しています。

 日本科学未来館は、新型コロナウイルス感染症に関する国の緊急事態宣言が解除されたことを受け、6月3日に再開館しましたが、当面は感染拡大を防ぐため、入館にはオンラインによる事前予約・チケット購入が必要となります。

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