多摩六都科学館でサイエンスカフェ「ガンマ線でみる極限宇宙」

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西東京市の多摩六都科学館で3月21日、チェレンコフ宇宙ガンマ線(CTA)グループの齋藤隆之特任助教が、東京大学宇宙線研究所が共催するサイエンスカフェに登場します。

CTAとは、北半球と南半球に計100基以上のチェレンコフ望遠鏡を、それぞれ3-10キロメートル四方に配置する大規模な超高エネルギーガンマ線天文台の国際協力プロジェクトで、2020年頃からの本格的観測を目指しています。現在稼働中の望遠鏡よりも感度が10倍も高く、数10GeVから100TeVという幅広いエネルギー帯域を観測することができるようになり、1000を超えるガンマ線天体が発見され、高エネルギー天体現象や宇宙の進化、さらには暗黒物質の正体などに大きく迫ることができると期待されています。2018年10月にはスペイン・カナリア諸島に大口径望遠鏡1号機が完成し、その試験運転も始まりました。

齋藤特任助教は、日常的にこのプロジェクトの準備作業に従事しており、現場の臨場感たっぷりの話が聞ける数少ないチャンスでもあります。

申し込みなど詳しくは以下のページへどうぞ。
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