日本科学未来館フリーペーパー「サイエンススイッチ(Science Switch)」に太陽活動と気候変動の特集記事が掲載がされました。宇宙線研究所では、宮原ひろ子特任助教が宇宙線の増減を調べることで太陽活動の変動を研究、本特集でも取材を受けました。
宇宙から飛来する高エネルギーの宇宙線が大気と反応をおこすと、放射性の核種が生成されます。宮原特任助教は、屋久杉の年輪や南極の氷床の中などに含まれるこうした放射性核種の量や種類を分析することによって、過去に地球に飛来した宇宙線量の長期的な変動を調べています。これにより、その変動を支配している太陽活動の変動と物理メカニズムの解明をめざしています。
本フリーペーパーは宇宙線研究所でも配布しています。広報担当(04- 7136-5148)までお問い合わせください。