宇宙線研究所永野元彦名誉教授がYodh賞を受賞

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東京大学宇宙線研究所永野元彦名誉教授が、2013年7月の宇宙線国際会議でYodh賞を授与されることが決定しました。今回の受賞は、最高エネルギー宇宙線分野において先駆的な実験的研究を行ったことによるものです。

Yodh賞は1998年に設立され、宇宙線研究分野において多大な功績のある研究者に授与されます。受賞者はカリフォルニア大学アーバイン校にて招待講演を行います。

永野名誉教授は、1970年東京工業大学にて博士号取得後、1974年に当時の宇宙線観測所(その後宇宙線研究所に組織変更)助教授に着任し、以降1998年まで、世界最大の有効面積をもつ広域空気シャワー観測装置AGASAなどの観測装置を建設し、またこれらの装置を利用し、最高エネルギー宇宙線の分野で世界的に注目される多くの研究成果をあげました。

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Yodh Prize 2013
YODH PRIZE: PAST RECIPIENTS