【喫茶室かぐら開催報告】

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 11月29日(土)、飛騨市図書館にて、喫茶店のマスターと常連客が語り合うという設定の「喫茶室かぐら」が開催された。KAGRAの命名委員会メンバーらが“常連客”として集い、科学と文化が交錯する温かな語りの場となった。飛騨市で2018年に始まったこの催しは今回で6回目となり、約60名が参加した。

 今回は、マスター役を宇宙線研究所荻尾彰一所長が務め、作家の小川洋子さん、国立天文台特任(上席)教授の渡部潤一さん、科学ジャーナリストの青野由利さん、宇宙線研究所からは梶田隆章卓越教授、田越秀行教授、そして発起人である大橋正健シニアフェロー(元重力波観測研究施設長)らが常連客役として登場。また途中からは地元の都竹淳也飛騨市長が加わった。

小川洋子さんは、作家として“執念深さ”の必要性について語った。物語を書いている途中で登場人物が思わぬ方向へ動き始め、作品がまとまらなくなることもあるという。しかし「途中で放り出すと登場人物がかわいそう」と話し、研究も同じで、途中で投げ出してはいけない。科学と文学は相性がよいと感じていると常連客達と語り合った。