宇宙線研究所広報室はこのほど、ICRR News No.121 SPRING(春号)をオンライン発刊しました。
特集では、4月8日に発表されたチベット実験・ALPACA実験グループの瀧田正人前教授、大西宗博助教、川田和正准教授の文部科学大臣表彰・科学技術賞(研究部門)の詳報を取り上げています。
レポートでは3月3-7日に開催された宇宙・素粒子スプリングスクール、中畑雅行前教授の紫綬褒章受章記念講演及び最終講義、さらに多摩六都科学館で行われたサイエンスカフェのようす、さらに川田正和准教授が登壇した秋の合同一般講演会のようすを特集しています。受賞の関係では、関谷洋之准教授の高エネルギー加速器科学研究奨励会の小柴賞受賞や、観測的宇宙論グループの柳澤広登さん(現D1)の国際研究会でのポスター賞など、宇宙線研究所に関係する若手研究者及び学生さんたちの活躍がうかがえる内容となっています。
トピックスでは、梶田隆章卓越教授が総合監修した日本科学未来館の新常設展示のオーブン、宇宙線研究者会議( CRC)の連絡誌を大阪公立大学から譲り受けて保存すること、2024年度の修士・博士研究発表会、2024年度の共同利用研究発表会、KAGRAの運転計画、スーパーカミオカンデ1日体験など、直近の話題を取り上げていますので、ぜひご覧ください。
年次資料・報告書のページ、または、下記の表紙のリンクからご覧ください。印刷版も近く発刊の予定で、東京大学柏キャンパスの宇宙線研究所で無料配布している他、近隣の大学・研究機関の図書館などで閲覧することができます。(無償で配布していますので、何冊かご要望の方はご相談ください)
