盛山正仁文部科学大臣が9月9日、8月26日に視察した神岡宇宙素粒子研究施設に続き、柏キャンパスの宇宙線研究所を視察しました。
盛山大臣はこの日、東京大学柏キャンパスにある宇宙線研究所をはじめ、物性研究所、カブリ数物連携宇宙研究機構の各施設を視察に訪れました。2番目に見学した宇宙線研究所では荻尾彰一所長が出迎え、まずエントランス前に設置されているテレスコープアレイ実験の大気蛍光望遠鏡の模型を紹介。南棟6階の大セミナー室で概要説明を行ったあと、6階回廊を歩きながら、常設された各研究グループのパネルや実験装置の模型を丁寧に説明しました。また、ハイパーカミオカンデの試験フレームが設置された北棟1階の共同実験室に移動し、光電子増倍管の設置テストについても説明しました。
屋外の大気蛍光望遠鏡の模型を見上げる盛山大臣と荻尾所長 柏キャンパスが拠点の研究プロジェクトについて説明する荻尾所長(左端) 荻尾所長からテレスコープアレイ実験について直接説明を受ける盛山大臣 宇宙線を可視化するスパークチェンバーの説明を受ける盛山大臣ら ガンマ線を観測するチェレンコフ宇宙望遠鏡について説明を受ける盛山大臣 試験フレームを使った光電子増倍管の取り付けテストの説明を受ける盛山大臣