前宇宙線研究所所長の中畑雅行教授がこのほど、令和6年度岐阜県各界功労者表彰を受賞しました。
岐阜県各界功労者表彰は、行政、文化・芸術、社会福祉、産業経済などの分野で、岐阜県の発展や県民の福祉の増進に功績のあった方々を表彰することにより、その功績を称え、併せて県民の誇りを高めることを目的として実施されるものです。岐阜県によりますと、令和6年度は89の個人と7団体が表彰を受けました。
中畑教授の受賞は、同教授が長きに渡りカミオカンデ実験に関わり、東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設長、スーパーカミオカンデ実験代表者、東京大学宇宙線研究所所長などを歴任し、県民への学術成果発信、県民の誇りの醸成、人材育成、についての功績が認められたものです。
中畑教授の受賞コメント:身に余る表彰を頂き、たいへん恐縮しております。私は岐阜県飛騨市神岡町にて1982年頃からニュートリノの研究に没頭してきました。地元の方々をはじめとして岐阜県の多くの方々に支えられて研究を続けてくることができました。この場をお借りしてあらためて皆様に感謝の意を表したいと思います。