ICRR NEWS No.118を発刊

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宇宙線研究所広報室はこのほど、ICRR News No.118 WINTER & SPRING(冬・春号)をオンライン発刊しました。

特集では、米NASAの赤外線宇宙望遠鏡ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の観測データを駆使した、宇宙線研究所観測的宇宙論グループと国立天文台の研究チームによるプレスリリース群を取り上げ、研究チームを牽引する大内正己教授に現在の状況について説明してもらいました。

 その他のプレスリリース「反物質が消えた謎にニュートリノで迫るT2K実験、飛躍的に精度を高める新しい段階へ」「LST-1が超高エネルギー領域で最も遠い活動銀河核(AGN)を発見」「初撮影から1年後のM87ブラックホールの姿」などを掲載しているほか、3月に柏キャンパスで行われた宇宙・素粒子スプリングスクール2024と、秋の合同一般講演会(宮川治准教授が登壇)の詳細なレポートを掲載。さらに、播金優一助教の日本天文学会研究奨励賞受賞、梶田隆章教授の最終講義、荻尾彰一教授が宇宙線研究所の新所長に就任などの記事もあり、今回も盛りだくさんの内容です。

年次資料・報告書のページ、または、下記の表紙のリンクからご覧ください。印刷版も近く発刊の予定で、東京大学柏キャンパスの宇宙線研究所で無料配布している他、近隣の大学・研究機関の図書館などで閲覧することができます。(無償で配布していますので、何冊かご要望の方はご相談ください)