第4回ハイパーカミオカンデ計画推進協議会をKEK東海キャンパスで開催

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 東京大学宇宙線研究所と高エネルギー加速器研究機構(KEK)は2月14日、第4回ハイパーカミオカンデ計画推進協議会を、茨城県東海村のJ-PARCセンター(KEK東海キャンパス)で開催しました。

J-PARCセンターで開かれたハイパーカミオカンデ計画推進協議会

 本協議会は、2020年から毎年、東京大学とKEKで交互に開催されており、ハイパーカミオカンデ計画の推進に必要な各種事項の連絡協議や実験研究に関する加速器や測定器の建設などについて協議調整を行っています。

 4回目の開催となる今回は、初の対面形式で行われ、宇宙線研究所からは7名(うちオンライン参加2名)、KEKからは10名(うちオンライン参加1名)の委員が出席しました。ハイパーカミオカンデプロジェクトの進捗状況や今後の課題について活発な意見交換がなされ、協議会終了後には、アップグレードしたニュートリノ前置検出器などを視察しました。

ハイパーカミオカンデ計画推進協議会の出席者たち=J-PARC研究棟内で
ニュートリノモニター棟を視察する出席者