ICRR NEWS No.117を発刊

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宇宙線研究所広報室はこのほど、ICRR News No.117 Autumn(秋号)をオンライン発刊しました。

9月に松本市で行われた宇宙線研究所乗鞍観測所70周年記念式典・記念講演会の特集では、式典や3人の研究者の報告に加え、宇宙線研究の発祥とされる「朝日の小屋」跡地を初めて訪問した小林哲・朝日新聞社科学みらい部大阪担当部長に特別寄稿をいただきました。プレスリリースのコーナーでは、テレスコープアレイ実験史上最大のエネルギーを持つ宇宙線「アマテラス粒子」を検出した成果や、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡に関する成果など4本を特集。イベントレポートでは、4年ぶりにオンサイトで開催された柏キャンパス一般公開、多摩六都科学館と共催のサイエンスカフェ、女子学生向けの「やっぱり物理が好き」などを取り上げています。受賞ニュースでは、日本写真学会・若手優秀口頭発表賞を受賞した大島仁さん(テレスコープアレイ実験グループ)、日本物理学会・若手奨励賞を受賞したChristophe Bronnerさん(スーパーカミオカンデグループ)の概要・コメントが写真付きで掲載されました。

年次資料・報告書のページ、または、下記の表紙のリンクからご覧ください。印刷版も近く発刊の予定で、東京大学柏キャンパスの宇宙線研究所で無料配布している他、近隣の大学・研究機関の図書館などで閲覧することができます。(無償で配布していますので、何冊かご要望の方はご相談ください)