宇宙線研究所観測的宇宙論グループの播金優一助教が出演するNHKのドキュメンタリー番組「初期宇宙を切り開け! ジェイムズウェッブ1年目の成果」が7月20日午後10時から、NHKのBSP・BS4Kで放映されます。
この番組は、NHK BSプレミアムのコズミックフロントの番組として放映されるもので、今回のテーマは、観測開始から1年が経過し、天文学に革命を起こすと言われているジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡についてです。ホームページの予告編では、ジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡が、遠方宇宙の銀河の美しい画像を次々に捉え、135億年前の遠方銀河の記録を更新し、さらに宇宙論の修正を迫る重要な事実を発見したと説明しています。
播金助教らは、ジェイムズ・ウェッブ望遠鏡の初期観測データからz〜9-16(133億-136億年前)の遠方銀河候補23個を選び出して分析し、この時代の星形成率密度が高いことを指摘した論文を今年3月にAstrophysical Journal Supplement Seriesに掲載。すでにトップ0.02%という超高インパクト論文となっていて、番組の中ではジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡が切り開く新しい天文学の世界についてコメントしています。
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