宇宙線研究所で研究生活を送る大学院生が、お互いの研究内容を知り、交流を深めるための修士・博士研究発表会が2月17日、開催されました。修士・博士論文が完成を迎えるこの時期に毎年開かれており、今回で12回目となります。2021年度の前回は、COVID-19の感染拡大防止のため、Zoom会議などによるオンラインのみで行われました。しかし、今年は総合研究棟大会議室の広い会場で、感染予防策を徹底し、オンサイトとZoomオンラインのハイブリッド中継での開催となりました。
発表会の冒頭、中畑雅行所長が「この3年間はコロナのため人と人との交流がなかなか思うようにならないという年月でした。そのことはたいへん心苦しく思っていました。本日は皆さんが修士課程、博士課程で研究してきた内容を発表し、皆さんで意見交換するという重要な機会だと思っています。是非有意義な一日にしてください。私も皆さんの研究結果を聞かせてもらうことを楽しみにしています」とあいさつ。 続いて、指導教員らが会場とオンラインで見守る中、修士・博士課程の学生27人が、日本語と英語のどちらかを選んで口頭発表(7人が英語を選択)を行い、14人がポスターセッションに挑みました。それぞれの発表ごとに質問が出され、学生、教員も含めて議論が行われました。
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