宇宙線研究所で研究生活を送る大学院生が、お互の研究内容を知り、交流を深めるための修士・博士研究発表会が2月19日、開催されました。修士・博士論文が完成を迎えるこの時期に毎年開かれており、今回で10回目となります。今年の発表会は、COVID-19の感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言が10都府県に出される中での開催となり、ZOOMによるオンラインのみで行われました。
発表会の冒頭、梶田隆章所長が「今年1年の研究の成果を皆さんに知ってもらうよい機会ですので、ぜひ有意義に利用して交流ください」とあいさつ。続いて、指導教員らがオンラインで見守る中、修士・博士課程の学生19人が、日本語と英語のどちらかを選んで口頭発表(12人が英語を選択)を行い、5人がポスターセッションに挑みました。それぞれの発表ごとに質問が出され、学生、教員も含めて議論が行われました。
発表会のプログラムはこちらからどうぞ。
発表およびポスターセッションの終了後には、ZOOMの別ルームで指導教員らによる審査が行われ、修士、博士、ポスターの部門ごとに一人ずつ、梶田所長から所長賞が贈られました。3人には後日、賞状とトロフィーが贈呈される予定です。