現場の「泥臭さ」にせまる CTA大口径望遠鏡1号機

宇宙の高エネルギー現象を解き明かすことを目指す次世代高エネルギーガンマ線天文台「チェレンコフ・テレスコープ・アレイ(CTA)」。北半球はスペインのカナリー諸島ラパルマに、南半球はチリのパラナルに建設を予定している。将来的には両サイトあわせて100基を越える望遠鏡群を構成する計画だが、その皮切りとなる大口径望遠鏡の1号機がこの夏、ラパルマに完成する予定だ。建設の現場ではどんなことが行われているのか、ラパルマはどんなところなのか、CTAに何を期待しているのか、最前線で活躍するチェレンコフ宇宙ガンマ線グループの学生に話を聞いた。
 CTA大口径望遠鏡について