研究所紹介
About ICRR
年表
昭和25年 1950 朝日学術奨励金によって乗鞍岳に朝日の小屋(木造15坪)建つ
昭和28年 1953 東京大学宇宙線観測所となる(8月1日)
昭和30年 1955 乗鞍観測所の本館および研究設備が完成する(8月29日開所式)
昭和31年 1956 東京大学原子核研究所宇宙線部
(空気シャワー部、エマルション部)が発足
昭和32年 1957 乗鞍観測所がIGY(国際地球観測年)の観測に参加、
空気シャワーの観測を開始する
昭和33年 1958 乗鞍のエマルションチェンバーが観測を開始する
昭和34年 1959 東京大学原子核研究所が空気シャワー観測を開始
昭和35年 1960 東京大学原子核研究所エマルション部が大型気球を開発
学術振興会の海外特別事業
(インド、ブラジル、 ボリビアの国際協力研究)が始まる
昭和41年 1966 東京大学原子核研究所エマルション部の気球事業が
宇宙航空研に移管される
昭和43年 1968 東京大学原子核研究所エマルション部が富士山で
エマルションチェンバーによる観測を開始
昭和47年 1972 専任所長が着任する、ミュートロンの建設が始まる
東京大学原子核研究所宇宙線部に宇宙物質研究部が発足
昭和48年 1973 超高エネルギー弱相互作用部門が新設される
学術振興会の海外特別事業
(インド、ブラジル、ボリビアの国際協力研究)が移管される
昭和49年 1974 専任事務長が着任する
昭和50年 1975 ミュートロンが完成する
明野観測所の建設が始まる
超高エネルギー強相互作用部門が新設される
昭和51年 1976 国立学校設置法改正によって東京大学宇宙線研究所となる
(5月25日)
超高エネルギー強相互作用部門が第一第二部門に分かれ、東京大学原子核研究所からミュー中間子測定・中間子物理学実験・宇宙線学が移管し、6部門1観測所となる
昭和52年 1977 明野観測所が附属施設となる(4月18日)
昭和53年 1978 明野観測所が開所式を行う(10月6日)
昭和54年 1979 明野に1平方kmの空気シャワー装置が完成する
富士山エマルションチェンバー特別設備を建設する。京都にて第16回宇宙線国際会議を開催する(8月)
昭和56年 1981 エマルション・チェンバーによる日中共同研究を開始する
昭和57年 1982 宇宙線計測部門(客員)が新設される
昭和58年 1983 神岡鉱山で共同実験の陽子崩壊実験を開始する
質量分析器を中心とした一次宇宙線研究設備が設置される
昭和61年 1986 将来計画検討小委員会(I)が設置される
昭和62年 1987 神岡地下実験が世界で初めて超新星からのニュートリノバーストを捕まえる
明野観測所で100平方kmの広域シャワー観測装置AGASAの建設が始まる
将来計画検討小委員会(I)の答申が出る
昭和63年 1988 神岡地下実験が太陽からのニュートリノ欠損を観測する
平成元年 1989 乗鞍で太陽フレアーに伴う宇宙線の大幅な増大を観測する
(9月29日)
平成2年 1990

明野に100平方kmの広域シャワー観測装置 AGASAが完成する

平成3年 1991 スーパーカミオカンデの建設が始まる
将来計画検討小委員会(II)が設置される
平成4年 1992 ニュートリノ宇宙物理学部門が新設され、
宇宙線計測部門(客員)が廃止される
重力波グループが加わる(ミュー中間子測定部門所属)
オーストラリアでカンガルー計画が始まる
オーストラリアでPSR1706-44からのTeVガンマ線を観測する
平成5年 1993 チベットでエアシャワーガンマ線実験装置の建設が始まる
平成6年 1994 神岡に計算機棟が出来る(1月)、 スーパーカミオカンデのための空洞掘削が完了する(6月)
明野で2×1020 eVの大シャワーを観測する
外部評価が実施される
神岡で大気ニュートリノ異常の天頂角依存を観測する
平成7年 1995 ニュートリノ宇宙物理学部門が廃止され、神岡宇宙素粒子研究施設が新設される(4月1日)
スーパーカミオカンデが完成式を行う(11月)
平成8年 1996 スーパーカミオカンデの本格観測が始まる(4月1日)
平成9年 1997 チベットのエアシャワーガンマ線実験装置が完成する
平成10年 1998 スーパーカミオカンデによるニュートリノ質量の発見が正式に発表される(6月5日)
柏キャンパスの建設が始まる(11月)
平成11年 1999 宇宙ニュートリノ観測情報融合センターが新設される (4月1日)
オーストラリアでカンガルー計画2が始まる オーストラリアでカンガルー計画3が準備を開始する
科研費COE拠点形式プログラムにより「超高エネルギーガンマ線研究拠点」が 発足する
平成12年 2000 柏新キャンパスに全面移転する(2月〜3月)
平成13年 2001 スーパーカミオカンデに事故が発生し、半数以上の光電子増倍管がこわれる(11月)
平成14年 2002 カミオカンデの成果をもとに、宇宙ニュートリノ検出へのパイオニア的貢献により、小柴昌俊名誉教授がノーベル物理学賞を受賞する(12月)
スーパーカミオカンデが部分復旧して、実験再開する(12月)
平成15年 2003 つくばにて第25回宇宙線国際会議を開催する(8月)
テレスコープアレイの建設が始まる
カンガルー計画3の4台の望遠鏡が完成する
平成16年 2004 国立大学が法人化される(4月1日)
研究所の部門が、宇宙ニュートリノ研究部門、高エネルギー宇宙線研究部門、宇宙基礎物理研究部門の3研究部門となる(4月1日)
平成18年 2006 スーパーカミオカンデが完全復旧される。
平成20年 2008 テレスコープアレイ実験で観測が開始される。
平成22年 2010

T2K実験の最初のニュートリノをスーパーカミオカンデで観測する。
宇宙線研究所が共同利用・共同研究拠点として新たな形で共同利用の推進を開始する。
大型低温重力波望遠鏡が文部科学省の最先端研究基盤事業の一つに選定され、建設が始まる。

平成23年 2011

重力波推進室が設置される(4月1日)
T2K実験が電子ニュートリノ出現現象の兆候を捉える(6月15日)
将来計画検討委員会(IV)が設置される

平成24年 2012

オーストリアのカンガルー計画終了(3月31日)

平成26年 2014

KAGRAのためのトンネル掘削が完了する(7月)