齋藤隆之

自己紹介

• 氏名：齋藤隆之
• 所属：東京大学 宇宙線研究所 准教授
• 専門：TeVガンマ線宇宙物理学、光センサー
• 趣味：サッカー、将棋、ジョギング
• 連絡先: tsaito_at_icrr.u-tokyo.ac.jp (_at_ を@に変え、お気軽に連絡下さい。)

News

• 2025年5月：17th IACHEC Meetingで招待講演 "Calibration of Imaging Atmospheric Cherenkov Telescopes"を行いました。
• 2025年4月：CTAO-LSTの焦点面検出器に使われているPMTモジュールの論文が出版されました。
• 2024年7月：COSPAR 2024 で招待講演 "The Capabilities of the Cherenkov Telescope Array Observatory"を行いました。

研究紹介

• 世界最高感度のTeVガンマ線天文台CTAOを用いた高エネルギー宇宙物理学
• パルサーによる粒子加速 (磁気圏、パルサー風、パルサー風星雲、TeV Halo)
• PeVatron 探索
• TeVガンマ線による暗黒物質探索　(WIMP, ALP, PBH)
• 検出器開発　(TeV, MeV ガンマ線）

研究業績

• 経歴
  • 2000年3月埼玉県立浦和高等学校卒業
  • 2004年3月東京大学理学部物理学科卒業
  • 2006年3月東京大学大学院理学系研究科修士課程修了
  • 2006年10月- 2010年12月マックスブランク物理学研究所博士奨学生
  • 2010年12月ミュンヘン大学にてPhD. 取得
  • 2010年12月-2013年3月マックスプランク物理学研究所ポスドク
  • 2013年4月-2017年3月京都大学白眉センター特定助教
  • 2017年4月-2019年8月東京大学宇宙線研究所特任助教
  • 2019年9月-2024年3月東京大学宇宙線研究所助教
  • 2024年4月-現在 東京大学宇宙線研究所准教授
• 参加プロジェクト
  • 2004年4月- 2006年10月:Tibet AS gamma collaboration.
  • 2006年10月- 2023年3月:MAGIC collaboration.
  • 2013年3月- 現在:CTAO consortium.
  • 2024年4月- 現在:GRAMS実験　協力研究者
• 受賞歴
  • 2008年6月 NDIP Award (New Development in Photodetection 2008)
  • 2013年3月 物理学会若手奨励賞　宇宙線宇宙物理領域
• 論文リスト、獲得研究費、その他リンク
  • List of Publication
  • Research Map
  • ORCID
  • 科研費
• 役職
  • CTAO-LST Consortium 執行役員　（焦点面検出器、DAQ、IT責任者）
  • CTAO-Japan Consortium 副代表
  • 次世代ニュートリノ科学・マルチメッセンジャー天文学連携研究機構 メンバー

学生へのメッセージ

大学までにたくさんのことを学んだと思います。ただ勉強と研究は違います。勉強が得意だった方も、不得意だった方も、研究の楽しさを一緒に味わいましょう。 TeVガンマ線による観測は、宇宙物理学の観点からも、基礎物理学の観点からも非常に興味深いです。宇宙で起こっている現象が好きな方も、素粒子や宇宙論が好きな方も、満足する研究ができるはずです。 研究の根底にあるのは「測定」です。測定を大事にした研究をしているつもりです。興味があればぜひご連絡ください！

ギャラリー