宇宙線研究所共同利用小研究会
「高エネルギー突発現象の多波長・多粒子観測と理論」
2019年11月19日(火)-20日(水) @ 東京大学宇宙線研究所(柏) 6階大セミナー室
招待講演者
- 赤堀卓也(国立天文台)
- 有元誠(金沢大学)
- 樫山和己(東京大学)
- 関口雄一朗(東邦大学)
- 芹野素子(青山学院大学)
- 谷津陽一(東京工業大学)
宇宙にはガンマ線バースト、超新星爆発、高速電波バーストなど、高エネルギー天体が関わると考えられている様々な突発的天体現象が知られている。これまでこうした突発天体現象の多波長に渡るフォローアップ観測は、未解決の高エネルギー天体現象理解に重要な役割を担ってきており、今後もその発展が大きく期待されている。また、中性子星連星合体からの重力波と電磁波の同時観測やブレーザーのバーストと高エネルギーニュートリノの同時検出など、多波長の電磁波のみならず、そのほかの観測手段によるマルチメッセンジャー天文学も本格的になってきた。そこで多波長に渡る突発天体現象の観測と理論に関する招待講演を中心とした研究会を開催し、今後の突発的天体現象の迅速な多波長・多粒子フォローアップに向けた観測と理論両サイドの研究者の意見交換の場としたい。本研究会では充分な講演時間を確保し、座談会的な要素も兼ね備えた研究会としたいと考えている。
プログラム
11/19(火)
- 11:30 - 12:00
川口恭平 (ICRR)
「中性子星連星合体の電磁波対応天体:キロノバの多様性」
12:00 - 13:30 昼食
18:00 - 懇親会
11/20(水)
12:00 - 13:30 昼食
世話人:川口恭平、原田了、浅野勝晃(東大宇宙線研)