| Number | R8-7/ IPMU/ILANCE/ICRR joint seminar |
| Date&time | Mon. Nov 30, 2026, 15:00 – |
| Place | ICRR 6F Large seminar room Zoom: https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/j/96352530828?pwd=Rxd3jI9KIH317n33Zw4Cw8ZmoLIe5w.1 |
| Speaker | 谷森達(京都大学) |
| Title | 核ガンマ線完全可視化が開く革新的な宇宙物理と放射線イメージング産業の創発 |
| Abstract | 核ガンマ線(MeVガンマ線)は元素合成、ブラックホール、宇宙線加速など宇宙物理の広範囲な領域で長らく注目されながら、天文学の基本である幾何光学に基づく線形撮像が実現できず、モデル推定に基づくコーデッドマスク法やコンプトン法など定量性が担保出来ない撮像法に頼らざるを得ず長らく停滞が続き、MeVーgapと言われてきた。 我々はコンプトン方程式を完全に測定し核ガンマ線の方向を決定できるElectron Tracking Compton Camera(ETCC)を開発し、今年、世界で初めて、銀河中心領域MeVガンマ線の線形撮像によるスペクトル導出に成功した。線形撮像はモデル推定を必要としない他波長と同じ高い定量性が担保され結果を提供する。この手法に基づくMeVガンマ線観測は今後、元素合成、暗黒物質探査、宇宙線起源問題など高エネルギー宇宙物理の重要問題に大きな進展を確実にもたらす。またこの技術は今まで見えないと考えられていた放射線の完全な可視化を実現し、原子力、ホームランドセキュリティー、核融合、核医学など広範囲は産業にイメージングの導入を実現し革新的な進展をもたらす。福島第一原発の廃炉、一般原子力発電所廃炉への実用化例を挙げ、社会実装へのアプローチも述べる。 |