柏サイエンスキャンプ

2020年2月25日から28日に柏サイエンスキャンプが開催されました。東京大学の1,2年生の学生さん5人が、宇宙線観測に使う技術(プラスチックシンチレータ、光電子増倍管、NIM、CAMAC等)を用いて大気中の二次宇宙線を測定しました。装置の基礎的な使い方を学んだ後、粒子が二枚のシンチレータを通過する時間差を測定して、宇宙線がほぼ光速で運動していることを実証しました。信号の大きさによって測定時刻がずれてしまうタイムウォーク補正まで加えて、短時間で実りのある実験と議論になりました。最終日のプレゼンも非常にわかりやすかったです。


 

一方で、3月3日から7日に予定されていたスプリングスクールは、新型コロナウィルス感染拡大防止のために中止になってしまいました。残念です。個々の研究室訪問は受け付けていますので、興味のある方はコロナ問題が落ち着いたらご訪問ください。

2020年03月16日