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(エマルション部) |
ブラジルと共同でボリビアのチャカルタヤ山(標高5,200m)にエマルションチェンバーを設置し、超高エネルギー宇宙線による核相互作用の研究を行っています。装置は核反応発生層付きの
2段チェンバーです。共同研究は1962年に開始され、現在に至っています。
観測した核反応現象の中に、「ケンタウルス」という、核相互作用で発生した 2次粒子中にあるはずの中性パイ中間子が殆ど含まれていない珍しい現象が見つかっています。
最近、エマルションチェンバーと空気シャワー装置の連動実験も開始しました。
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図1 エマルチョンチェンバー |
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図2 チャカルタヤ宇宙線観測所 |
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