Chirp Signal from Binary Neutron Stars Coalescence

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科研費特別推進研究「極低温干渉計で挑む重力波の初観測」の開始にあたって

本年4月に、科研費特別推進研究「極低温干渉計で挑む重力波の初観測」が採択されました。本研究は研究代表者・分担者・連携研究者、そして共同研究者全員で協力して現在岐阜県飛騨市神岡町の地下に整備が進められている3kmのレーザー干渉計KAGRAの基盤設備をベースに、レーザー干渉計の感度を高める研究を進め、5年間の研究期間内に中性子星連星合体からの重力波の検出が確実にできる感度で観測を行い重力波の初検出を成し遂げ、重力波天文学の創成を目指すものです。今後このホームページで研究の進展やニュースを紹介していきたいと思います。またKAGRA本体のホームページもあわせてご覧ください。

研究代表者 東京大学宇宙線研究所 梶田 隆章