メキシコ・オーストラリア・韓国

大忙しの一ヶ月。

11月16日から27日はメキシコへ出張。

まずは世界遺産都市グアナフアトで”Worskshop on Forward Physics and QCD at the LHC, the Future Electron Ion Collider and Cosmic Ray Physics” (https://indico.cern.ch/event/823693/)に出席。LHCf実験とRHICf実験の最新成果と今後のプラン(35分トーク)に加えて、宇宙線観測グループが共同でまとめた「空気シャワー観測におけるミューオン超過問題」を代表して発表(35分)。

次は、メキシコ第二の都市グアダラハラに移動。グアダラハラ大学で新たにALPACA実験に参加予定の研究グループと情報交換。また、同大学の立派なスーパーコンピューター施設を見学。学生向けのセミナーで宇宙線空気シャワー実験の基礎とALPACA実験についてお話しました。(夜のテキーラはほどほどで。)ちなみに、翌週に宇宙線研梶田所長が同大学を訪問してセミナーをするということで、スタッフがみな盛り上がっていました。私が(間違えて)何度か写真撮影を頼まれました。

最後は、メキシコシティーのメキシコ国立自治大学(UNAM)へ。UNAMでは 2003年からメキシコ国内シエラネグラ山で一緒に宇宙線観測を続けているグループのメンバーに久しぶりに会いに行きました。本当はシエラネグラ山に行って、ひさしぶりに装置の確認をしたかったけど、予定があわず。ここでも学生向けセミナーをしてきました。

10日足らずの大忙しの滞在でしたがメキシコパワーを感じた出張だった。

 

長くなったので、オーストラリア・韓国はまた今度。

以下写真説明

 

上:グアナフアトの町並み(Google Photoの加工あり)

中:グアダラハラ大学でスーパーコンピュータセンターの説明を聞く

下:UNAMの地球物理学科、宇宙線研究室メンバーと

 

2019年12月16日