今年度ここまでのニュース
例によってまとめて報告
4月からチベット・ALPACAグループに二人のM1、TAグループに一人のM1(荻尾研)を迎えてさらににぎやかになりました(修士卒業の二名はそのまま博士課程に進学)。フランスからTA-GRANDの共同研究のために2名のインターン生が参加し、4カ月間滞在しました。写真はある日のインターン生達の進展報告会の様子。
さこが観測所長を務める乗鞍観測所(岐阜県)の改修予算がみとめられ、今年来年と施設改修が行われることになりました。アクセスは夏の3カ月強に限られるため、慎重にかつ早急に計画をたてました。
チベットグループの瀧田先生、大西先生、川田先生が、昨年度の科学技術分野の文部科学大臣表彰をうけました。6月18日に記念講演会と祝賀会を開催しました。

最高エネルギー宇宙線観測の将来計画をすすめるための拠点形成事業が採択されました(荻尾代表)。日本の開発拠点を整備するために明野観測所(山梨県)を訪問し、テスト用小型空気シャワーアレイの準備をすすめています。[拠点HP]
掘削工事が完了したハイパーカミオカンデの坑道を見学できました。でかい。でかすぎて全体像がカメラに収まりません。
7月にジュネーブで宇宙線国際会議が開催されました[ICRC2025 HP]。学生の高橋さん、水野さんも口頭講演に採択されました。他多くの学生もポスター発表をしています。さこはALPACAの現状を報告しました。TAグループの木戸助教はTA実験の最新状況についてプレナリーセッション(全参加者が一堂に会するセッション)で講演しました。さこは10年ぶりにCERNを訪問してユーザーバッジを更新しました。受付の人に「古いバッジ」と笑われた。
M2の今和泉さんが執筆投稿した論文
がPTEP誌に掲載が決まりました。(ガンダムカードの話の前にその報告しろよ!)
秋の物理学会は広島大学でした。大学院生も多数発表。
最高エネルギー宇宙線の将来計画を議論するGCOSワークショップが東大本郷キャンパスで開催されました。高橋さんがポスター発表賞を受賞。[受賞をつたえる宇宙線研のウェブページ]
台湾のアカデミアシニカでTAグループの機械学習ワークショップを開催。さこはワークショップ前に訪問し、ALPACA実験のセミナー講演をしました。
ベルギーでGCOSの地表検出器の議論、フランスでGRANDとの共同研究の議論、があり、大学院生3名がヨーロッパを歴訪。
スペインのバレンシアでTeVPA国際会議が開催されました。さこはALPACAの、藤田研究員はTA実験の現状について報告しました。[TeVPA HP]




