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概要

宇宙線研究所とカブリ数物連携宇宙研究機構のトークイベント。
真知を凝らした観測と頭脳が描く理論。
両者が紡ぐ最前線の宇宙観とは ――。

日時

2017年4月15日(土)
13:30~16:00

参加費

無料

対象

中学生以上
(内容は高校生以上を想定しています)

お申込み

2017年3月4日(土)から26日(日)まで
専用ページで募集を受け付けます。
応募者の中から400人を抽選で選び
3月末ごろに当落結果を
メールでお知らせします。

主催・共催

東京大学宇宙線研究所(ICRR)
東京大学国際高等研究所
カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)
共催:柏市・柏市教育委員会

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誰が話すの?

佐川宏行 宇宙線研究所 教授

東北大学大学院理学研究科原子核理学専攻博士課程にて理学博士を取得。高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所の助手、東京大学宇宙線研究所准教授を経て現職。米国ユタ州のテレスコープアレイ実験で宇宙線の研究に従事。

戸田 幸伸 カブリ数物連携宇宙研究機構 准教授

東京大学大学院数理科学研究科博士課程にて学位取得後、2012年4月より東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構。2014年度数学会春季賞、第11回日本学術振興会賞を受賞。専門は代数幾何学。

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何を話すの?

最高エネルギー宇宙線

宇宙線とは宇宙空間を高エネルギーで飛び交うミクロな粒子のこと。地球にほぼ一定の頻度で降り注いでいます。地球に到来する宇宙線の最高エネルギーは、人類が作り出せるエネルギーの1000万倍を超えます。このとてつもないエネルギーは、どのような極限宇宙現象によって発生したのでしょうか? いまだ謎に包まれています。今回はこの謎の解明のために米国ユタ州で取り組んでいるテレスコープアレイ実験についてお話しします。

カラビヤウ多様体

物理学において究極の統一理論として期待されている超弦理論によると、我々の宇宙にはカラビヤウ多様体と呼ばれる微小な6次元空間が潜んでいると考えられています。このカラビヤウ多様体は数学者にとっても興味深い空間で、特に代数幾何学と呼ばれる数学分野において盛んに研究されています。1990年頃、物理学者は超弦理論を用いてカラビヤウ多様体の幾何学に関する驚くべき予言をしました。今回は物理に触発されて進展したカラビヤウ多様体の幾何学についてお話します。

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タイムライン

01 01
Talk1

13:30~14:30
最高エネルギー宇宙線
佐川宏行

02 02
Talk2

14:30~15:30
カラビヤウ多様体
戸田幸伸

03 03
Dialog

15:30~16:00
研究者のクロストーク
参加者との対話

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FAQ

2017年3月4日(土)から26日(日)まで専用ページで募集を受け付けます。応募者の中から400人を抽選で選び、3月末ごろに当選も落選も含めて結果をメールでお知らせします。

当日券はありません。
お問い合わせの番号までお電話でご相談ください。
3月末までにご連絡いたします。4月になっても連絡がない場合は、システムの不具合などにより届けられない可能性がありますので、お問い合わせの番号までお電話をお願いします。
専用の駐車場はございません。できるだけ公共交通機関をご利用ください。お車でご来場の場合は、近隣の有料駐車場をご利用ください。
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