規約

前文

宇宙素粒子分野のさらなる発展のためには、私たち次代を担う若手が個々に広い視野と知見を身につけるだけでなく分野内外との交流を活発に行い、既存の枠にとらわれない研究が生まれる土壌を育む必要がある。
若手研究者同士が補い合い切磋琢磨すると同時に横断的なつながりを形成維持する場として、ここに宇宙素粒子若手の会を設立する。

名称

本会の名称は、宇宙素粒子若手の会という。

目的

本会は、広く宇宙素粒子分野の活性化と発展を目指すとともに、会内外の宇宙素粒子分野および関連分野の若手研究者間の交流を図ることを目的とする。

前項の目的に鑑みて、本会の活動は原則として会員以外の宇宙素粒子分野および関連分野に関心を持つ若手研究者に対しても広く公開されるべきものとする。

会員

以下のすべての資格を満たし、本会への入会を希望する者を会員とする。
・宇宙素粒子・宇宙線・宇宙物理および関連分野に関心がある。
・年度開始日時点で40歳未満であること。
・高等教育機関・研究機関に所属していること。
・本会の運営に携わる意思があること。

令和4年11月13日 改訂

役職

・会員による選挙で会長と副会長、各1名を選出する。選挙権は全員が持つ。これらの任期は1年間とする。
・会長は会を代表し、その運営を統括する。
・副会長は会長を補佐し、会長が欠けた場合もしくは職務を行えなくなった場合は代行する。
・会長もしくは副会長が欠けた場合の補充については別則に定める。
・会長の指名により、会計担当を1名置く。
・会員の所属する各機関に1名ずつ連絡担当を置く。決定方法は各機関に一任する。
・その他必要に応じ、会長の指名により役職を置く。

議決機関

・本会としての議決は会員全員からなる総会が行う。
・総会は年2回定例会を開催する他、必要があれば会長が臨時会を招集する。
・総会の開催は別則に定める手続きに則って行う。
・総会の議長は会長が務める。ただし不在または自身に関する議題の際は副会長が務める。正副会長とも該当する場合は、両者の合意により議長を指名できる。
・総会の議決は、本規約に特に定めのない限り出席者の過半数をもって成立する。だだし可否同数の場合は議長が決裁する。

企画

・本会が主催する企画は総会において事前に計画をまた事後に報告をそれぞれ承認されなければならない。
・企画の計画は責任者、期間、予算を含み、報告は実施状況と収支を含む。
・会員は誰でも総会に企画を提案することができる。

会計

・負担の公平性の観点に基づき、本会の会計は可能な限り企画案件ごとに完結させ、剰余金や不足金は極力少なくするよう努める。
・本会の所有する資金および物品は会計担当が管理の責任を持つ。
・本会を運営するための会費の徴収は行わない。ただし個別の企画ごとの会費等はこの限りではない。

改正手続

・本規約の改正は総会において出席者の三分の二以上かつ全会員の過半数の賛成をもって成立するものとする。ただし別則の改正はこれに含まれない。

平成28年3月20日 制定