日本物理学会 学生優秀発表賞(宇宙線・宇宙物理領域)
学生優秀発表賞受賞者
本賞は2019年春の年次大会から実施し、大会毎に決定する受賞者をこのページで公表します。
- 2023年秋
- 髙瀬 祐介(岡山大): LiteBIRD衛星におけるスキャン戦略の多次元最適化
- 前之園 凱夫(九大総理工):大型レーザー激光XII号を用いた磁化プラズマ中を伝播する無衝突衝撃波の生成実験(10):衝撃波遷移領域における不安定性の直接計測と同定
- 橋山 和明(東大宇宙線研):IMONY実験:高速測光IMONYカメラで観るコンパクト天体の高速変動現象
- 大宮 悠希(名大理):XMM-Newton衛星 PN検出器のエネルギー較正法を用いたAbell 3667銀河団プラズマの特異速度マッピング
- 天羽 将也(京大基研):拡張ブラックホール熱力学における新しい不等式予想の提唱
- 末野 慶徳(京大理):CMB望遠鏡GroundBIRD - フルアレイでの初期評価結果と現状について
- 高野 哲(東大理):ねじれ振り子型重力波検出器TOBA(Phase-III)の開発(42):低温モノリシック干渉計の観測
- Wu Bin(名大理):Juggled interferometer for gravitational wave detection(7)
- 武田 朋志(東理大):超小型X線衛星 NinjaSat の打ち上げ前衛星統合試験
- 高橋 卓弥(京大理):連星におけるブラックホール周りのアクシオン雲の自己相互作用と潮汐相互作用による散逸
- 2023年春
- 直川 史寛(東大理):宇宙複屈折に対する重力レンズ効果
- 杉山 純菜(東大理):Simons Observatory実験に用いる低温偏光変調器の運転試験および望遠鏡との統合試験
- 上島 翔真(東大理):パーカースパイラル磁場を持つ星風中を膨張する超新星残骸における宇宙線の逃走過程
- 松井 理輝(東北大理):重力波に付随する高エネルギーニュートリノ信号の予言:コクーン光子の効果
- 度會 大貴(東大理):コンパクト連星の合体段階における一般相対論を超える物理に基づく理論重力波形
- 加藤 勢(東大宇宙線研):チベット空気シャワー観測装置による超高エネルギーガンマ線源の観測(7)
- 藤本 拓希(東大理):光リング共振器を用いたアクシオン暗黒物質の探索実験 DANCE (9):コミッショニングおよび最新の感度
- 玉木 諒秀(東大理):KAGRAの低温懸架装置に対する制御雑音の低減
- 小林 志鳳(東大宇宙線研):CTA報告204:CTA大口径望遠鏡初号機による新星へびつかい座RS星の観測データの解析(II)
- 2022年秋
- 天羽 将也(京大基研):光的無限遠を参照した光子球の一般化
- 川島 輝能(東大宇宙線研):ALPACA実験29:光電子増倍管のダイナミックレンジの拡張
- 永塚 穂里(東北大RCNS):KamLANDにおける超新星爆発由来ニュートリノの探索と銀河系内星形成率への制限
- 阿部 克哉(名大理):ダークマターハロー由来の熱制動放射
- 高野 哲(東大理):ねじれ振り子型重力波検出器TOBA(Phase-III)の開発(35):低温モノリシック干渉計の開発
- 郭 優佳(名大理):量子時計を用いた重力の量子性の検証
- 2022年春
- 野崎 誠也(京大理):CTA 報告189: CTA 大口径望遠鏡初号機による20 GeV ガンマ線の検出
- 村井 開(東大宇宙線研):SU(N)ナチュラルインフレーション
- 中塚 洋佑(東大宇宙線研):超軽量AxionがCMB偏光モードに作る宇宙の複屈折の数値的研究
- 西脇 公祐(東大宇宙線研):銀河団の電波観測を考慮した高エネルギーマルチメッセンジャー放射の推定
- 斎藤 大生(名大理):Kerr時空における定常壁を伴った偽真空崩壊
- ウ ビン(名大理):Juggled interferometer for gravitational wave detection (2)
- 倉茂 大智(横浜国大工):Tibet-IIIとMDによる100TeV周辺陽子スペクトルの観測
- 川﨑 祐輝(名大理):スペース重力波アンテナDECIGO計画(142) :量子雑音,熱雑音,白色矮星連星 からの重力波雑音を含めた感度の最適化
- 上田 和茂(九大理):準固有振動モードの数値解析で探る5次元Kerr AdSブラックホールの性質について
- 2021年秋
- Lukas Berns(東工大理):大気・加速器ニュートリノ同時解析に向けたニュートリノ振動確率計算法の開発
- 臼田 育矢(名古屋大):GRAINE計画:次期気球実験に向けた大口径エマルション望遠鏡の準備状況
- 岡 知彦(京大理):MAGIC報告81:系内宇宙線起源候補SNR G106.3+2.7からの超高エネルギーガンマ線放射起源の解明
- 岡林 一賢(大阪市大理):コンパクト天体の形成に伴う粒子生成と内部構造の関係
- 粂 潤哉(東大理):初期宇宙におけるカイラル重力効果
- 杉本 良介(総研大):宇宙重力波望遠鏡における周波数安定化に向けた back-linked Fabry-Perot 干渉計の開発Ⅲ
- 大橋 健(名大ISEE):LHCf-ATLAS連動解析:超前方中性子イベントの解析 (III)
- 2021年春
- 伊師 大貴(東京都立大):シリコン高温塑性変形技術を用いた湾曲ブラッグ反射型X線偏光計の開発
- 有冨 尚紀(東大理):重力波望遠鏡のためのフィルターキャビティの新しい制御手法
- 武田 紘樹(東大理):インスパイラル重力波のスカラーテンソル混合偏極探査
- 太田 渓介(東学大):Perihelion shift and analytical solution for geodesic motion in Janis-Newman-Winicour spacetime
- 粂 潤哉(東大理):オフライン解析によるKAGRAデータの雑音除去
- 兼村 侑希(東大宇宙線研):スーパーカミオカンデ(SK)へのGd導入によるRnバックグラウンドへの影響とRnによる水流分析
- 2020年秋
- 藤田 慧太郎(阪市大理):TA実験348: TALE実験大気蛍光望遠鏡を用いた単眼観測によるデータの解析
- 朝倉 一統(阪大理):多重像X線干渉計MIXIMによる0.1秒角を切る2次元撮像の達成
- 粂 潤哉(東大理):重力的レプトン数生成における量子補正の正則化とその帰結
- 大谷 恵生(東大宇宙線研):CTA報告 167: CTA大口径望遠鏡初号機とMAGIC望遠鏡の相互較正
- 加藤 勢(東大宇宙線研):ALPACA実験18: ALPAQUITA実験の性能評価シミュレーション5
- 野村 皇太(神戸大理):Stability of magnetic black holes in general nonlinear electrodynamics
- 2020年春 (現地開催中止により口頭発表ができなかったため、審査を取りやめ該当なし)
- 2019年秋
- 吉川 慶(京大理): SMILE49:豪州気球実験SMILE-2+における天体解析報告
- 有冨 尚紀(東大理): 重力波望遠鏡の感度向上のための周波数依存スクイーズ光の開発 (2)
- 宮崎 祐樹(東大理): ねじれ振り子型重力波検出器 TOBA(Phase-III) の開発 (18):[高感度角度センサの開発]
- 鈴木 遼(早大理工): 多体系のHill安定性に対する一般相対論的効果の影響
- 2019年春
- 伊藤 飛鳥(神戸大): マグノンを用いたアクシオンダークマター探索
- 稲田 知大(東大宇宙線研):CTA報告153:CTA大口径望遠鏡光学系調整現状
- 榎本 雄太郎(東大理):大型低温重力波望遠鏡KAGRAの主干渉計制御
- 大橋 健(名大ISEE):ハドロン反応における回折事象の宇宙線空気シャワー発達への影響
- 鈴木 遼(早稲田大):重力波放出に伴う連星中性子星周期減衰に対する古在機構の効果
- 和田 有希(東大理):雷活動に由来するガンマ線の観測プロジェクト:多地点観測の進展と大気電場・電波との協同観測