宇宙線研究所とカブリ数物連携宇宙研究機構のトークイベント。
素粒子をとらえる観測実験と、素粒子を創る加速器実験が描く
最前線の宇宙観とは ――。
アミュゼ柏 2階 クリスタルホール アクセス
無料
中学生以上(内容は高校生以上を想定しています)
400人
要事前申込
今回の応募は3月25日で締め切りました。
応募者の中から400人を抽選で選び3月末ごろに当落結果をメールでお知らせします。
東京大学宇宙線研究所(ICRR)
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)
柏市教育委員会
柏市
東京大学大学院理学系研究科修了、理学博士。スーパーカミオカンデグループ代表者。前身のカミオカンデの建設のころから神岡地下での宇宙・素粒子研究に参加し、超新星や太陽ニュートリノ研究に従事。1987年には超新星爆発ニュートリノの検出に遭遇した。
神岡宇宙素粒子研究施設のページ2011年に東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程にて学位を取得後、高エネルギー加速器研究機構(KEK)、UC Berkeley、Deutsches Elektronen-Synchrotron (DESY)を経て、2016年より現職。専門は超対称性、暗黒物質などの素粒子現象論。
IPMU構成員のページ1987 年、カミオカンデが人類で初めて観測した超新星爆発からのニュートリノの数は、わずか11 事象でした。それから30 年近くがたち、スーパーカミオカンデをはじめ世界中に数多くの検出器が建設され、「次の爆発」を待ち構えています。また、スーパーカミオカンデは、宇宙が生まれてから宇宙のいたるところで起きてきた、過去の超新星爆発で放出されたニュートリノもとらえようとしています。超新星ニュートリノ観測の最前線を紹介します。
スーパーカミオカンデのページ宇宙には非常に多くの種類の原子分子が存在し、様々な天体、そして生命が存在します。しかし、現在の素粒子物理学の「自然」な予言は、太陽も地球も生命も存在しない不毛な世界です。現在の豊かな宇宙は素粒子物理学の観点からは極めて「不自然」と考えられます。これはNaturalness 問題とよばれており、現代物理学の大きな課題の一つです。講演ではこの自然さの問題について解説し、解決のための鍵であるLHC 実験についてもご紹介します。
13:30~14:30
中畑雅行
14:30~15:30
白井智
15:30~16:00
研究者のクロストーク
参加者との対話
2018年4月14日(土)13:30〜16:00(開場13:00)