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 本イベントは、来年の春に東京大学宇宙線研究所への進学を希望する方を対象にした進学ガイダンスです。本研究所が手掛ける研究プロジェクトについて研究者から直接ご説明した後、各研究室を訪ねる「ラボツアー」を開きます。宇宙線研究所の雰囲気を肌で感じてください。

 科学に興味を持って「研究をやりたい」という情熱を持っている人をお待ちしています。本年度以降に進学を希望する方の参加も歓迎します。

概要

日時
2019年6月1日(土) 10:00~17:00
場所
東京大学柏キャンパス 宇宙線研究所 Access
参加費
無料
対象
宇宙線研究所への進学を希望する人
お申込み
要事前申込 2019年5月29日(水)までに本ページからお申し込みください。
LINK
教員の紹介ページ 本郷でのガイダンス資料(2019年度)

Program

※ 研究プロジェクトの紹介の順番は、当日の都合で変わる場合があります。

全体説明

テレスコープアレイ グループ

宇宙線のエネルギーに上限はあるか、極限のエネルギーを持つ宇宙線はどこから来るどんな粒子か。その謎を解明するために、米国にテレスコープアレイ実験装置を建設、研究しています。

チェレンコフ宇宙ガンマ線 グループ

次世代ガンマ線天文台(CTA)にむけて、直径23mの大口径チェレンコフ望遠鏡の建設を進めています。超新星残骸やパルサー、活動銀河核などの高エネルギー天体からのガンマ線放射・粒子加速機構を調べています。

チベット実験アルパカ実験 グループ

チベット高原およびボリビアの高地に高精度空気シャワー観測装置を設置し、高エネルギー宇宙線の起源・加速機構・伝播の解明を目指しています。

観測的宇宙論 グループ

大型望遠鏡を用いた深宇宙観測により宇宙史初期を探る研究を行っています。ビッグバン直後の高温ガスの宇宙から現在の銀河宇宙への進化を明らかにするのが目標です。説明は小野宜昭助教が担当。大内正己准教授は16時30分から18時ごろまで、研究室見学中の相談に応じます。

理論 グループ

素粒子と宇宙に関する理論的研究を行っています。超対称性模型などの標準模型を越えた物理に基づく素粒子現象論・宇宙論、物質の起源、インフレーション宇宙模型などが主なテーマです。


Lunch Break

研究者と一緒に昼食を食べながら懇談します。
*お弁当をご用意します。

スーパーカミオカンデ グループ

太陽・大気・超新星爆発・加速器からくるニュートリノ観測により、質量・世代間混合などの未知の性質を調べています。また、暗黒物質探索や、天体そのものの研究、陽子崩壊の探索にも取り組んでいます。

T2K / ハイパーカミオカンデ グループ

加速器からのニュートリノを、SKにおいて観測、粒子・反粒子(CP)対称性の破れの解明を目指しています。またニュートリノ振動の全容解明と陽子崩壊の発見などをめざして、次世代実験ハイパーカミオカンデの開発研究を進めています。

暗黒物質直接探索 グループ

宇宙の大半の物質は未知の素粒子である暗黒物質だと考えられています。その正体を解明するために直接検出を目指し、大型の検出器による探索や、様々な検出器の研究開発を進めています。

重力波 グループ

大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」の建設を進めています。検出器には理論に裏付けられた最先端技術、重力波観測には精緻なデータ解析が必要であり、KAGRAに関連する新しい研究が数多く進行中です。

高エネルギー天体 グループ

高エネルギー天体現象の理論的研究を行っています。ガンマ線、ニュートリノ、宇宙線などを放つ、相対論的な激しい天体現象を扱います。一般相対論的流体シミュレーションを用い、中性子星やブラックホールからなる連星合体現象も研究しています。

LAB TOUR

興味がある研究室を、自由に見て回れます。
※出入り自由です。

FAQ

お申し込みは締め切りました。お問い合わせのある方は直接、広報室まで連絡をお願い致します。

メール(icrr-pr@icrr.u-tokyo.ac.jp)にてご相談をお願いします。11:50-13:00のLunch Breakではお弁当をご用意いたしますので、できるだけご参加をお願いします。14:40-17:00のLab Tourは興味がある研究室を、自由に見て回れます。出入り自由です。

昼食にお弁当をご用意しますので、事前にお申込みをお願いします。

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