研究人生にまつわるあれこれ

このページは基本的に、本業からは少し脱線気味だが、本人としては全く無関係ではないと思っている内容で占められている。そんなものは個人のSNSでやれ、というのも道理であるが、思うところがあってこの場所で綴っていくことにする。「思うところ」がない研究人生であって欲しいところだったが、思ったようにいかないのが(研究どいう修飾語も不要な)人生だから。

ちょっと生々しい、だが現実世界を生きる人にはちょっと心が楽になる話

読んだ本

2024年は健康を害して踏んだり蹴ったりの一年ではあったが、その中で数少ない「良かったこと」があるとすれば、病気をきっかけとして読書の習慣が戻ってきたことだろう。2024年以前に読んだものも含めて、自分の記憶に留めておきたい、と思ったものだけを書き記していく。本当はちゃんとした感想を書きたくても時間がないのがこの職業の常である。

  1. 夜と霧 -ドイツ強制収容所の体験記録 V. E. フランクル著、霜山徳爾訳、みすず書房 (ISBN -13) 978-4622006015
  2. 失敗の科学 マシュー・サイド著、有枝春訳、ディスカバー・トゥエンティ・ワン (ISBN 978-4799320235)
  3. 動物農場 ジョージ・オーウェル著、高島文夫訳、KADOKAWA (ISBN 978-4042334019 )
  4. 服従の心理 スタンレー・ミルグラム著、山形浩生訳、河出書房新社、(ISBN 978-4309463698)
  5. アイヒマン調書 ヨッヘン・フォン・ラング著、小俣和一郎訳、岩波書店 (ISBN 978-4000220507)
  6. 将棋の子 大崎善生著、講談社 (ISBN 978-4062737388)
  7. うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち 田中圭一著、KADOKAWA (ISBN 978-4041037089)
  8. Bad blood John Carreyrou著, Vintage (ISBN 978-1663607379)
  9. アサーション入門 ー自分も相手も大切にする自己表現法 平木典子著、講談社 (ISBN 978-4062881432)
  10. 春にして君を離れ アガサ・クリスティー著、中村妙子訳 早川書房 (ISBN 978-4151300813)