明野関連のメモ
- ワットメーター関連のメモ
- 冷却CCDカメラ関連
- Raspberry pi導入時のアレコレ記録
- 明野での雪道運転対策
- 写真たち
- 出張時装備品チェックリスト
- Lenovo x270にUbuntuをインストールした時のメモ
- 歴代ノートPCリスト
ワットメーター関連のメモ(Linuxでデータ取得)
- 使用するワットメーターは SYSTEM ARTWAREのSHW3A+データ収集ケーブル。
- データ収集ケーブルのPC側はRS-232Cコネクタ。データ収集PCとの間にUSB-Serial変換ケーブル(今回使用したのはPL2303のもの)を一つ挟む。
- データ収集ラップトップのOSはUbuntu12.04。PL2302のドライバはデフォルトで利用可能。
- SHW3AのLinuxからのデータ取得プログラムについては、
こちらのサイト(http://green-rabbit.sakura.ne.jp/wattmeter/)で公開して下さっている方がいるので、有り難く利用。
- 我々の測定環境用に少し書き直したものをここ(パスワード保護)においておく。
- $ ./wattmeter_run.sh
で watmon_data_[YYMMDD]_[Seq.No].datに 下記のようなデータを1分毎に追加
2017/12/28 21:29:35 0.5
2017/12/28 21:30:35 0.4
冷却CCDカメラ関連
- 明野望遠鏡回りで使用している冷却CCDカメラはSBIG ST-7XMEi(ウーメラ持ち帰り品)。
- SBIG製品の日本での販売を取り扱っている国際光器での製品ページ
http://www.sbig-japan.com/Legacy/ST-7XME.html
- メインCCDは Kodak KAF-402ME-NABJ, 画素数 765x510, CCDサイズ 6.0x4.6mm,9μm 角
- 集光系:Pentax-K用のアダプタリングを挟んで、Pentaxの一眼用カメラレンズを使用。
F1.4の明るめ固定50mmレンズと F2.8の35-80mmのズームレンズの二種類を保有。
画角は上記のCCDの画素サイズ(9μm)と焦点距離を使って計算する。
出張時装備品チェックリスト
前回の引き継ぎメモリンク(パスワード保護)はここ
標準装備
- ネックライト(事前バッテリー残量確認、CR2032 x 2)
- ハンドライト (観測所備え付けのものでも可)
- ヘッドライト (事前バッテリー残量確認)
- 作業用綿白スムス手袋
- 作業服
- 防水処理したスニーカー
- 実験記録用一眼デジカメ(事前バッテリー残量確認)
- バッテリー充電器
冬季の特別装備(防寒対策)
- 貼るホッカイロ
- (スノー)ブーツ+厚めの中敷き
- 底部分厚めのハイソックス
- 裏起毛・ストームカフのある履き物(冷気が裾から入るのを止める機構が重要)
- 裏起毛フードパーカー(フードは帽子代わり)
- ダウンジャケット(袖口ストームカフつき、襟高のもの)
- ネックウォーマー
- 防風仕様の手袋(細かい作業をするときは外さざるを得ないので、別な工夫が必要)
明野での雪道運転対策
冬季の出張の場合は、事前に:
- スタッドレスタイヤに履き替えてあるか確認する。(タイヤの側面にSTUDLESSと書いてあるかどうかでチェックできる)
- タイヤチェーンの所在を確認する。(トランクの底板の下)
雪の予報が出たら:
- 公用車プリウスの場合は20cm程度の積雪でもスタッドレスタイヤだけでは観測所の前の坂は登れないので、買い物などの外出のある用事はできる限り積雪の前に済ませておく。
- sその場合も万一に備えチェーンの装着の方法は確認しておくこと。タイプによって装着方法が異なるので、予行演習しておくことが一番よい。
- 公用車プリウスに載っているものは「リングチェーン・亀甲型」で、車を動かして「踏ま」なくても装着できる。
チェーンを着ける必要がありそうなときに、気をつけること:
- ケースから取り出したときにチェーンが絡まっていることがしばしばあるので、まずビニール被覆のワイヤーが一直線になり、そこから亀甲の鎖が垂れ下がる状態にほどいておく。
(写真)
- チェーンは駆動輪につける。公用車プリウスは前輪駆動。
- 後の取り付けはチェーンのケースの説明書きに従えばよいが、基本イメージはビニール被覆ワイヤー(写真だと青+オレンジの部分)が(自分に対して)タイヤの向こう側で輪になり、色つきチェーン(写真だと黄色)がタイヤの手前側で輪になり、その2つのリングの間を亀甲のチェーンが渡るという形。
Raspberry pi 導入時のアレコレ記録
- 今回購入したRaspberry pi 3は Physical computing Labの コンプリートスターターキット(Amazonだとこちら)。"Basic" と "Standard"のパッケージがあり、後者はHDMIとネットワークのケーブルが付属している。なお、ディスプレイ出力はHDMIのみで、仕事用のディスプレイはVGA(+DVI-D)なのでHDMI-VGAの変換アダプタを追加で購入するハメになった。
- このスターターキットはOS(Rasbian pi)がプリンストールされたマイクロSDカード付きなので、ただカードを挿して電源を入れるだけでRaspberry piが起動する。
- OSの使い勝手はまあUbuntuにかなり似ている。ディプレイの色が時々おかしくなる(カラーバランスが崩れて青寄りになったりする)のは、Raspberry piの問題なのかアダプタの問題なのか、はたまたディスプレイとの相性の問題なのかは不明。別のディスプレイにつないでみればわかるのだろうけど。
- SDカード挿しっぱなし(その上にOSが載ってるので)の状態で使うのが、実験に使用することを想定するとちょっと気になる。この世代はロック機構もないようなので、落とした拍子に抜けたりしまいか?
SSHでログインできるようにする
- デフォルトではopenssh-clientしか入っておらず、外のマシンに出て行くことはできても外から入ることはできない
- まず openssh-serverをインストールする
sudo apt-get install openssh-client
- サービスを起動してみる
sudo /etc/init.d ssh start
この状態で外からログインできることを確認する
- Raspberry pi起動時に自動的にsshデーモンが起動するように設定する
sudo systemctl enable ssh.service
- 再起動してチェック。ローカルな環境でない限り、Raspberry piのデフォルトのパスワードのままでは危険なのでパスワード変更しておきましょう、というメッセージが出る。
ワットメーターのデータ収集を行う
- Raspberry piの使い勝手はほぼUbuntuなので、上記のプログラムを移植しただけで動いた..
- スクリプト中に一部bcを使用している箇所があるが、bcはデフォルトではインストールされていない。単純な演算なのでbcはインストールせず、スクリプトをbcを使わないかたちに書き換えて完了。
Lenovo x270にUbuntuをインストールした時のメモ
- Ubuntuをインストールする時は、基本偶数年の4月にリリースされるLTS(Long Time Support)を選んでいるのだけれど、2018年4月4日現在 Ubuntu 18.04 LTSはまだリリースされていない状態。されど今月の出張前にインストールしたいということで、最初は16.04LTSをチョイス。
- Win/Linuxデュアルブートにするのは10回以上やっているものの、失敗(Win領域を失う)したこともあり、今回初めてWindowsからパーティションの設定を行った(ただしWindows側から行ったのはWin領域パーティションの縮小のみで、新しいパーティション作成などはUbuntu installer付属のパーティショニングツールで行った)。Windowsからのパーティション操作はこのあたりを参考に。
- Ubuntuのインストールイメージ:いつもはネットワークインストールにして、最初の起動はmini.isoのみ落としてくることが多いのだが、今回は容量のそこそこ大きいUSBメモリがあるのでフルのisoをダウンロードし、bootableな形に焼いて使用することにした。16.04であれば日本語Remixがリリースされているので、ここからダウンロード。
- ダウンロードしたisoをシンプルにddコマンドでUSBメモリに焼く。
$ dd if=ubuntu-ja-16.04-desktop-amd64.iso of=/dev/sdc bs=16M
- インストール先のラップトップのboot orderをBIOSから確認した後(Lenovo x270はEnterキーのちF1でBIOS画面に行ける)、USBメモリを差し込んで再起動。
- 最初は"インストールせずに試す"モードで起動してみるとよい。16.04ではネットワーク関連のドライバが未対応(有線と無線両方)でネットワークがつながらないが、後で自分でIntelのドライバをいれればいいや、とこのままインストールしてみることに。ちなみにLenovo x270の"7"は201"7"年モデルの意味なので、2016年リリースのOSでは対応できていなくてもおかしくはない。
- 非インストールモードで使用して問題がなさそうなので、左上のアイコン"Install Ubuntu"でHDD、じゃなくてSSD上にインストールすることにする。
- パーティション設定のところで"Windows Boot Managerとは別にUbuntuをインストールする"というような選択肢が出て、一見これでよさそうに見えるのだが、確か前回の失敗はこの選択をしたときに起こったというおぼろげな記憶がある。"それ以外"を選んで自分でパーティション設定を行う。
- 空き領域に4GB程度のスワップ領域を作り(論理パーティション)、残り(基本パーティション)をマウントポイント"/"としてext4 ジャーナリングシステムでフォーマットする。ブートローダーは本体ディスクの先頭(/dev/sda)にインストールする。
- USBメモリからSSDなので、ネットワークインストールよりずっと早くインストールは終了。大容量のUSBメモリが普及した今、もうネットワークインストールのメリットってあまりないな。
- 再起動して、ブートローダーがちゃんとインストールされてWindowsが生きていることを確認し、またUbuntu16.04を起動。まずはネットワーク関連のドライバを入れねば。
- 有線が働かないのでまず有線のドライバをIntelのページから取ってくる。
- 指示どおりにインストール。しかしmodprobeでモジュールロードしようとした時にエラーが出る。
- 調べていくとどうもBIOSのレベルで設定されているセキュアブートがONになっていると、サードパーティのドライバがインストールできないようになっているようだ。再起動してBIOSからセキュアブートを一時的にOFFしてみると今度は確かにモジュールがロードされて有線LANは有効になる。ただしOFFにするのはオススメできないらしい。このあたり
歴代ノートPCメーカーリスト (古いものはモデル名不明)
- 2000 - 2003? Panasonic Let's Note
- 2003 - 2005 HP-Compaq
- 2005 - 2006 FUJITSU FMV-BIBLO
- 2006 - 2009? EPSON
- 2009? - 2010 東芝 dynabookSS
- 2010 - 2011 Acer
- 2011 - 2014 HP
- 2014 - 2018 Lenovo ThinkPad x240s
- 2018 - 現在 Lenovo ThinkPad x270