宮沢弘成 (東京大学名誉教授)
 仁科芳雄研究室のミュオン研究
1937年、理研の仁科研は米欧の研究者と並んでミューオン発見の研究を行ったのだが、その業績は広く知られておらず、一部誤解されて伝わっている。仁科記念財団の小グループはこの問題の解明に取り組んできて一応の結果が得られた。このセミナーではその公式発表ではなく、個人の見解を述べる。