<<<<<<<<<<<<<<<<<< CRC News No.942:2006年11月 1日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>> *****************************< 会 報 >***************************** CRC会員 各位 2006年11月1日 CRC実行委員長 川上 三郎 CRC事務局 千葉大学 間瀬圭一 mase [at] hepburn.s.chiba-u.ac.jp 「平成18年度 第2回 CRC実行委員会 議事要録」を送付致します。 是非ご一読ください。 *************< 平成18年度 第2回 CRC実行委員会 議事要録 >************* 日 時:2006年9月21日 17:30〜19:00 場 所:奈良女子大学 生活環境学部E棟1階 E107 (物理学会SH会場) 出席者:(順不同、敬称略)川上三郎(委員長)、森正樹、福島正己、鳥居祥二、     黒田和明、宗像一起、西嶋恭司、神田展行、吉田滋、梶野文義、村木綏、     藤本眞克、梶田隆章(出席依頼者) 事務局:間瀬圭一(事務局書記) 欠席者:(順不同、敬称略)坪野公夫 (1)各種報告 (1-1-a)新入会員     以下の8名の入会希望者に対して、実行委員会で経歴などを審議した結果、     全員の入会が認められた。 ◯ 樋口 格(ひぐち いたる)(宇宙線研 機関研究員)推薦者:梶田隆章、金行健治   (研究歴):東北大学でBelle実験に参加。博士取得後宇宙線研究所にて        スーパーカミオカンデに参加して2年強。特に大気ニュートリノ研究        を行っている。 ◯ 武長 祐美子(たけなが ゆみこ)(東大理 D2) 推薦者:梶田隆章、金行健治   (研究歴):宇宙線研究所にてスーパーカミオカンデに参加して3年強。        特に宇宙初期に生成された可能性のあるQ?ballの探索や、        大気ニュートリノ研究を行っている。 ◯ 西野 玄記(にしの はるき)(東大理 D1) 推薦者:梶田隆章、金行健治   (研究歴):宇宙線研究所にてスーパーカミオカンデに参加して2年強。        特にスーパーカミオカンデのエレクトロニクスの改造や、        陽子崩壊の探索などが研究テーマである。 ◯ 三塚 岳(みつか がく)(東大理 D1) 推薦者:梶田隆章、金行健治   (研究歴):宇宙線研究所にてスーパーカミオカンデに参加して2年強。        特に大気ニュートリノの研究とニュートリノ相互作用を研究テーマ        としている。 ◯ 住 貴宏 (すみ たかひろ) (名古屋大STE研 助手) 推薦者:伊藤好孝、松原豊   (研究歴):名古屋大学在学中より、ニュージーランドでの60cm望遠鏡を用いた        重力マイクロレンズ探索MOAに従事、重力マイクロレンズを用いた        銀河バルジ構造の研究で博士号。その後プリンストン研究所研究員と        して重力マイクロレンズ研究や銀河研究に従事、2005年3月より現職。         現在1.8m専用望遠鏡を用いた重力マイクロレンズ研究MOA-IIを推進。 ◯ 神谷 浩紀 (かみや こうき) (名古屋大理 D2) 推薦者:伊藤好孝、松原豊   (研究歴):名古屋大学理学研究科修士課程在学中より、ニュージーランドでの        60cm望遠鏡を用いた重力マイクロレンズ探索MOAに従事、現在1.8m        専用望遠鏡を用いた重力マイクロレンズ研究MOA-IIで銀河暗黒物質        や、系外惑星探査の研究を行っている。 ◯ 毛受 弘彰 (めんじょう ひろあき) (名古屋大理 D2)推薦者:伊藤好孝、松原豊   (研究歴):名古屋大学理学研究科修士課程では、年輪中の炭素14濃度測定から        過去の超新星爆発による痕跡を探索。博士過程よりLHC超前方測定        LHCf実験に参加し、10の17乗電子ボルト領域での空気シャワ        ーモデル検証を目指して実験準備中。 (1-1-b)退会者 ◯ 花山 洋一 (愛媛大学):宇宙線研究から離れて久しいことによる。 実行委員会により了承された。 (2)物理学会若手奨励賞 宇宙線物理学奨励賞と物理学会若手奨励賞に関する報告並びに議論があった。 ◯ CRCが選定する4人、高宇連が選定する2人の審査員により物理学会若手奨励賞 を選定する形にしたいという要望が物理学会領域委員からあった。 ◯ これは今までCRCが独自に選定した審査員によって宇宙線物理学奨励賞受賞者を 選定していたのとは異なる。よって、宇宙線物理学奨励賞を廃止して、物理学 会若手奨励賞に移行することに関する賛否をCRC会員に尋ねる必要がある。 ◯ 物理学会若手奨励賞の細則はほぼ宇宙線物理学奨励賞のものと同じである。 (細かい違いは、年齢制限の年齢や細かい字面の問題。) ◯ ただし、今まで宇宙線物理学奨励賞に付属した副賞は物理学会若手奨励賞には ないので、CRC会員ならば副賞が出るようにCRCの規則を作る必要がある。 ◯ 論文は電子媒体で送られるべきとの意見があった。 (3)CRC総会について CRC実行委員からは議長として黒田委員を推薦することが決まった。 ======================================