<<<<<<<<<<<<<<<<<<< CRC News No.758:2005年 3月23日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位 CRC実行委員長 鳥居 祥二 CRC事務局 宇宙線研支部 「平成16年度第3回 CRC実行委員会 議事要録」を送付致します。 是非ご一読ください。 ********************************< 会 報 >********************************* *************< 平成16年度 第3回 CRC実行委員会 議事要録 >************* 日 時:2005年1月7日  15:45−17:15 場 所:宇宙線研究所6階大セミナー室 出席者(順不同、敬称略):鳥居祥二(委員長)、梶野文義、坂田通徳、村木 綏、     瀧田正人、西嶋恭司、神田展行、福島正己、柴田槇雄、戎崎俊一、谷森 達、     森 正樹(以上、実行委員)、     林田直明、垣本史雄(以上、事務局)、鈴木洋一郎(宇宙線研所長) 議事 (1)前回議事録確認     前回議事録案を回覧の上、これを承認した。 (2)CRC主催宇宙線将来計画シンポジウムの取りまとめ方針     討論の結果、各座長から報告書を提出してもらい、これらを取りまとめると    ともに、これに委員長総括を付け加え、ICRRニュースに投稿することとした。    また、次年度もシンボジウムを行うこととし、委員長が宇宙線研に共同利用申    し込みを行うこととした。なお、その詳細に関しては、次年度実行委員会に    ゆだねることとした。 (3)シンポ成果公表の方針     今回のシンポジウムにおける発表内容は、CRCのWEBページにて公表するとと    もに、国際的にも重要なシンポジウムであるので、英文のプロシーディングス    を作成して出版する。出版に関する取りまとめは、村木委員に一任することと    した。 (4)総合科学技術会議報告にかかわる戸塚KEK機構長への提案     委員長より、今回のシンポジュウムでの議論を踏まえ、大学や共同利用研で    の研究のあり方なども考慮して、戸塚KEK機構長への提案を行うこととした。    なお、各委員より以下のような報告や意見が出された。この議論をふまえて、    委員長が原案をつくり、実行委員会で承認して、戸塚KEK機構長へ提出すること    とした。(2月1日提出済み。)    ○第一回委員会では、文系の委員から「科学技術分野で多くの金額を使用して     いるが、十分国民の理解が得られているのか」との疑問が述べられたようだ。     これにたいする回答が必要であろう。    ○あまり取りまとめた形での提案ではなく、できるだけ生の声を伝えたほうが     良いであろう。    ○今までは競争的資金を増やしてきたわけであるが、今後このままでよいかを     検討するための情報が必要とされているのでは。    ○高エネルギーグループからの報告では、「あまり特定の計画に関する提     案は拒否されるので、世界の研究者が集まる研究中核拠点としての大型施設     設立または既存の研究施設の国際化をはかるとの提案をすることを考えてい     る」とのこと。    ○大学を中核とした提案とするのが良い。これにより、新たなフレームワーク     が必要となるメリットもある。    ○大学法人化に伴う、大学共同利用研の位置づけが不明確になりつつあること     も踏まえて、「共同利用」は提案の中のどこかに入れるべきだ。 (5)宇宙線物理学奨励賞の規約について     本年度宇宙線奨励賞湯田選考委員長より、「優れた対象論文数が多い場合は    、最大受賞者数を2名にすることができることを当該規約に明記すべきである」    との申し入れがあり、これについて討議の結果、規約の改定はせず、従来どお    り運用で対応することとした。 (6)その他    ○物理学会開催期間中に開催される本実行委員会に委員長が出席できない場合     などに備えて、副委員長を設けてはとの提案が委員長よりあり、討論の結果     、随時代理を立てられるように内規を変更することで対応することとした。    ○西嶋委員より、2004年12月25日から27日に開催された「次世代天文学−大型     観測装置とサイエンス−」シンポジウム(CRC共催)について、周辺分野の     研究者に対して宇宙線研究分野を理解してもらう良い機会となった旨報告が     あった。また、標記シンポジウムに対してCRCから7万円の支出をすることが     提案され、承認した。    ○森委員より、物理学会において「太陽」に関するシンポジウムを行うことに     なったが、物理学会のシンポジウムについてより活発に提案・議論をお願い     したい。    ○次回CRC実行委員会は、日本物理学会の年次大会(東京理科大学野田キャン     パス)期間中に開催予定。 ===================================