<<<<<<<<<<<<<< CRC News 2021年 8月 26日 >>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位            CRC事務局  ********<2021年度第1回CRC拡大実行委員会 議事要録>******** 021 年度第 1 回 CRC 拡大実行委員会 議事要録 日時: 2021 年 8 月 10 日(火) 場所:ZOOM での開催 出席者:(順不同) 田島 宏康、伊藤 好孝、神田 展行、さこ 隆志、西嶋 恭司、常定 芳基、森 正樹、 荻尾 彰、窪 秀利、手嶋 政廣、中森 健之、野田 浩司、塩見 昌司、都丸 隆行、 石原 安野、身内 賢太朗、福家 英之、毛受 弘彰、田中 孝明、浅野 勝晃、 吉田 直紀、松本 重貴、寄田 浩平 (事務局)清水 雄輝、有働 慈治、高田 淳史、多米田 裕一郎 (オブザーバー) 中畑雅行、梶田隆章 1.MP2023 へ向けた議論 ○ 全体的な方針 ・ 天文向けかどうかではなく、コミュニティ内での重要度を基に順位付けし、 周囲に説明することがコミュニティとしての責任である。 ・ 分科会のシンポジウムで、大型計画は基盤的設備という位置付けというコメントがあった。 天文台的な発想だが、一つの装置でコミュニティの何人関与するのかが観点。 ○ 今後の進め方 ・ 重点大型の4つだけ呼んで、もう一度タウンミーティングをする。 ・ 将来計画小委員会の意向を踏まえたフィードバックをもらう。 ・ 次のタウンミーティング後の拡大実行委員会で、基本的に決まる。 ○ B-DECIGO について ・ LISA と DECIGO は似た時期に打上げを考えているが、2つ並列してやれるのか? ・ B-DECIGO の規模は日本だけでは実現が困難であり、国際協力が不可欠である。 B-DECIGO の国際コラボレーション形成については、国内の地固めが済んでからと言っていたが、 LISA と同時期になった際に B-DECIGO へどのくらいの人がコミュニティから入ってもらえるのかが不透明。 ・ DECIGO は ISAS の WG の立ち上げも未だ。 ・ 金額・体制・ロードマップ的に準備不足。共同利用の話も無かった。 ・ CRC との連携をもっと強化するべき。 ○ KamLAND について ・ 天文学・宇宙物理学分科会のシンポジウムで、KamLAND-2 から素核へのルートが無い為、 天文学・宇宙物理学分科会へ提出しているという経緯の説明があり、 分科会でもきちんと検討する、というやり取りがあった。 ・ 国際競争にさらされており、緊急度は高い。 ・ これまでも東北大学のニュートリノ科学研究センターが中心となって、 東北大学以外の共同利用者が研究に参加できるようにやってきている。 ・ ダブルベータ崩壊が主要な科学目的であり、 天文学・宇宙物理学分科会で適正な検討がされるか懸念がある。 ・ メイントピックは素核の分野であり、地球惑星の分野にも関係し、天文宇宙に留まらない為、 第3部会 or 物理学委員会で学際的な計画として重点大型に考えるような 道筋を考えてもらうよう要請する必要がある。 ○ IceCube-Gen2 について ・ 北半球の KM3NeT が追いかけてきているが、IceCube-Gen2 の方が断然強いように思う。 KM3NeT が完成した時に Gen2 が動き始めていれば visibilityは確保できるが、そうでなければ危うい。 ・ 予算規模に対して十分な体制か確認する必要がある。 ・ 共同利用研究所へなるべく、天文分野の人にもデータを使ってもらえるようにするため のサポート人員の確保も進めている。大々的なデータセンターというつもりではない。 2.次回タウンミーティングについて ○ 何を準備してもらうのか ・ 準備状況、体制及び基盤的施設であることの説明 ・ CTA は進行中のプロジェクトなので、同列の議論はしない ・ タウンミーティングでの公開議論後の拡大実行委員会に、それぞれの代表者に入ってもらってクローズドな議論を行う ・ KamLAND には天文宇宙から出すことの意義・重要性も話してほしい ・ IceCube-Gen2 へは国内組織の拡充見通し、期待されるユーザー層について ○ 次回のタウンミーティング ・ 9 月 6 日の週?に半日程度、発表者も含めて調整。 ・ 質問事項は将来検討委員会から出す。 (以上)