<<<<<<<<<<<<<< CRC News 2020年 11月 29日 >>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位                   CRC事務局 *********<学術変革領域「ダークマター」発足のお知らせ>********* 皆様 #重複して受け取られる方はご容赦ください。 学術変革領域研究(A) 「ダークマターの正体は何か? — 広大なディスカバリースペースの網羅的研究」(2020-2024, 代表:村山斉) が発足いたしましたので、お知らせいたします(ホームページ等の開設は後日行います)。 ダークマターの正体を解明するために、今までにない多角的な方法で、理論研究から、レーザー干渉計、すばる望遠鏡、X線観測、CMB観測、加速器実験を用いた実験・観測に跨がる研究領域を開拓することを目指しています。 下記の幾つかの研究計画グループで研究員の公募を予定していますので、積極的な応募をお待ちしております。また、現時点では年明けに領域の公募研究(15件程度)の募集が出る予定と聞いていますが、上記の目的で、理論、実験、観測、また相補的な観点、手法によるダークマター探査の研究を進めて下さる方の応募をお待ちしております。年度内には領域の紹介を含めて、(おそらくオンラインで)シンポジウムを開催する予定ですので、改めてご連絡いたします。 よろしくお願いします。 村山斉 (代理投稿:道村唯太) ***** 【概要】 本領域ではダークマターの質量で90桁に亘る広大なディスカバリースペースを網羅的にカバーするため、今までにない多角的な方法で理論から宇宙観測・地上実験にまたがる研究領域を拓くことを目指す。近年急速に技術が成熟したレーザー干渉計や,すばる観測・加速器・人工衛星・重力波・高エネルギーニュートリノを含むタイムリーな実験・観測を用い、ダークマターの正体に迫る。天文学・物理学・工学の分野において融合的で飛躍的な展開を目指す。 【計画研究】 A01「軽いダークマターの生成と進化に関する理論的探究」代表:高橋 史宜(東北大) A02「マルチメッセンジャーで探る重いダークマター」代表:村瀬 孔大(京都大・PSU) A03「原始ブラックホール・巨視的ダークマターの探究」代表:柳 哲文(名古屋大) B01「重力波望遠鏡とレーザー干渉計実験による超軽量ダークマター探索」代表:道村 唯太(東京大) B02「すばる多天体分光観測によるダークマター探索」代表:高田 昌広(IPMU) B03「広視野かつ高時間分解能天体イメージングによるダークマター探索」代表:宮崎 聡(国立天文台) B04「X線領域の観測技術の革新によるダークマター探索」代表:山崎 典子(宇宙研) B05「電子陽電子加速器によるダークマター探索」代表:西田 昌平(KEK) B06「宇宙マイクロ波背景放射によるダークマター探索」代表:小松 英一郎(MPA/IPMU) C01「量子重力理論から迫るダークマター」代表:山崎 雅人(IPMU) C02「宇宙構造形成理論から迫るダークマター」代表:安藤 真一郎(Amsterdam/IPMU)