<<<<<<<<<<<<<< CRC News 2018年1月6日 >>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位            CRC事務局 **********<(再送)[案内] 平成29年度ISEE太陽圏宇宙線共同研究集会>********** 平成29年度ISEE研究集会 ー 太陽圏宇宙線シンポジウム 「外部太陽圏とピックアップイオン」および 「太陽地球環境と宇宙線モジュレーション」 「太陽圏・宇宙線関連の共同研究成果報告会」 のお知らせ *** 複数のメイリングリストに流しておりますので重複して受け取られた場合はご容赦ください *** 平成29年度のISEE太陽圏宇宙線シンポジウムを、3つの研究集会の 合同開催という形式で開催します。 近年のVoyager探査機やIBEX衛星による観測を通じて外部太陽圏、特に星間物質と接する 境界領域の様子が断片的に明らかになり、地球近傍を始めとする内部太陽圏と比較して、 星間中性粒子起源のピックアップイオンの影響が非常に大きいことがほぼ確実視されています。 「外部太陽圏とピックアップイオン」研究集会では、ピックアップイオンがもたらす効果 について、電磁流体モデリングによる太陽圏構造・粒子運動論効果に基づく境界層の非定常、 非一様性・乱流生成メカニズムといった基礎物理過程に関する理論・シミュレーション 研究を軸にした講演を募ります。また将来のIMAP計画を見据えた最新の観測成果の紹介も 含め、今後の研究の方向性についても意見を交わしていきたいと思います。 本研究集会と合同で、研究集会「太陽地球環境と宇宙線モジュレーション」を開催します。 宇宙天気研究において鍵となる太陽活動と地球環境、太陽ー地球間磁場、太陽圏内への銀河 宇宙線輸送、高エネルギーガンマ線観測による宇宙線源の探索、暗黒物資探索、などについて 最新の研究成果に焦点をあてながら議論する予定です。 研究集会「太陽圏・宇宙線関連の共同研究成果報告会」では、ISEEの共同研究の進捗 状況や成果について紹介して頂きます。これらの研究会の合同開催を通じて、異なる 分野の研究者間で相互理解を深めてゆくことを期待しています。 これらのテーマにかぎらず、太陽圏や宇宙線に関する最近の研究成果の発表も 歓迎しますので、皆様奮ってご参加ください。 日 時:  平成30年2月20日(火)ー 2月22日(木) 会 場:  名古屋大学 宇宙地球環境研究所(研究所共同館I)3F講義室(301)       地下鉄名城線「名古屋大学」駅下車2番出口から徒歩10分程度       http://www.isee.nagoya-u.ac.jp/access.html        世話人:  坪内健、宗像一起、松原豊(幹事) 問合わせ先: 松原豊 ymatsu [at] isee.nagoya-u.ac.jp (FAX:052-789-4316) 参加申込は、以下のURLからお願いします(締切:平成30年2月9日(金)) https://is.isee.nagoya-u.ac.jp/heliosphere2018/ <招待講演者(予定)> 鷲見治一  太陽圏外圏構造と長短期時間変動 大平豊   超新星残骸衝撃波中のピックアップイオン 山崎敦   ひさき衛星による惑星間空間ヘリウム分布の光学観測 川田和正  ALPACA計画による新しい宇宙線観測とその周辺(仮題) 浅岡陽一  CALETによる宇宙線観測とその周辺(仮題) 清水雄輝  宇宙線反粒子探索計画GAPS 三宅芙沙  年輪の炭素14を用いた古太陽活動の復元 栗田直幸  太陽活動の変化は南極の水循環に影響を及ぼしているのか? 山岡和貴  人工衛星を用いた宇宙空間からの太陽中性子観測 講演者未定 CTA-LSTで探る系外天体における宇宙線加速 常定芳基  テレスコープアレイによる超高エネルギー宇宙線観測最新結果