<<<<<<<<<<<<<< CRC News 2017年8月3日 >>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位            CRC事務局 **********<セミナー:T2K実験の2017年夏までのデータを用いたニュートリノ振動の結果>********** CRC会員の皆様、 T2K実験は2017年夏までの全データを用いたニュートリノ振動の最新結果を 8月4日(金)に、KEKコロキウムと東大宇宙線研究所セミナーで発表します。 TV会議接続もあるので、ぜひ奮ってご参加ください。 =========================================================== タイトル: T2K実験の2017年夏までのデータを用いたニュートリノ振動の結果 "T2K neutrino oscillation results with data up to 2017 Summer"  =========================================================== ーーー KEK機構コロキウム(第50回)ーーー 講演者: マーク・ハーツ氏      東京大学国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構              カナダ・トライアンフ研究所                     日時: 平成29年8月4日(金)10:00〜1:00         場所: KEK(つくば):研究本館小林ホール    KEK(東 海):J−PАRC研究棟2階大会議室(TV会議中継)    TV会議 MCU:316 eZuce : http://srn.ezuce.com/joinSRN?meeting=MMMeMn2D2tDeDt999uD29M http://srn.ezuce.com/join?meeting=MMMeMn2D2tDeDt999uD29M ーーー ICRR セミナー ーーー 講演者: Dr. Christophe Bronner (ICRR) 日時:  平成29年8月4日(金) 16:00〜 場所:  東大柏キャンパス宇宙線研究所6階 601号室 【講演概要】                               T2K実験では、2016年5月までのニュートリノビームおよび反ニュートリノビームそれぞれに対してJ-PARC加速器から 7.5x10^20の陽子数のデータを取得した。その結果、90%信頼度でCP対称性が破れているという兆候が得られた。  2016年10月からの約半年間の期間に、J-PARC加速器により供給された陽子ビーム強度(MR)は最大約470KWに向上し、T2K実験はニュートリノビームでさらに陽子数7.2x10^20のデータを取得した。これによりT2K実験に供給された累積ニュートリノビームは約2倍増となった。   これに加え、遠置検出器であるスーパーカミオカンデの解析の向上により陽子数あたりのニュートリノ検出効率を約30%増加することができた。このコロキウムでは、新たに得られたデータを加えて新しい解析法を用いたニュートリノ振動測定の最新の結果を報告する。