<<<<<<<<<<<<<< CRC News 2016年 12 月 02日 >>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位               CRC事務局 **********<宇宙科学セミナー&談話会スケジュール(12月,1月)>********** 宇宙科学研究所で開催しております「宇宙科学セミナー・談話会」の12/1月 の予定をお送りいたします。 ※外部からのTV会議接続も歓迎いたします。このメール文末に連絡先を記載し ておりますので、ご希望の方は御一報願います。 ○宇宙科学談話会(第61回) 日時: 2016年12月7日(水) 16:30-17:30 場所: 宇宙研 A棟2階 大会議場(宇宙科学研究所相模原キャンパス) 講師: 佐藤 達彦 (日本原子力研究開発機構) 題目: 放射線挙動解析コードPHITSとその宇宙線・地球科学への応用 概要: モンテカルロ法を用いた放射線挙動解析コードPHITSの計算原理や概要を 簡単に説明するとともに,宇宙飛行士の被ばく線量評価や宇宙線強度と地球環境 の相関の解明など,PHITSを宇宙線・地球科学研究に応用した様々な成果を幅広 く紹介します。 言語: 日本語 ○宇宙科学談話会(第62回) 日時: 2016年12月14日(水) 16:30-17:30 場所: 宇宙研 A棟2階 大会議場(宇宙科学研究所相模原キャンパス) 講師: 河野 孝太郎 (東京大学 天文教育学研究センター ) 題目: Deep galaxy surveys using ALMA 概要:宇宙赤外線背景放射(CIB)の存在は、銀河形成・進化におけるダストに隠 された側面の重要性を物語っている。しかし、従来の遠赤外線・サブミリ波帯観 測ではCIBの担い手の解明は、不充分なものにとどまっていた。ALMAによる圧倒 的に高い解像度と感度による銀河サーベイがいよいよはじまり、CIBの担い手 が、今や、ほぼ100%分解されようとしている。ALMAによる銀河探査の現状と、 ダストに隠された銀河の形成・進化に関する関連した最新成果を紹介する。 言語:英語 ○宇宙科学談話会(第63回) 日時: 2016年12月21日(水) 16:30-17:30 場所: 宇宙研 A棟2階 大会議場(宇宙科学研究所相模原キャンパス) 講師: 嶋 英志 (JAXA 第三研究ユニット) 題目: 情報計算工学によるJAXAプロジェクト課題解決と先行研究 概要: JAXA研究開発部門第三研究ユニット(通称JEDIセンター)は11年前に情報 計算工学によるJAXA開発プロセスの革新を目指して設立された情報・計算工学セ ンターを母体とする.現在の中心業務はソフトウェア高信頼化と数値シミュレー ションによるJAXAのプロジェクト等の課題解決である.その活動の一端と,近未 来の課題解決のために実施する先行研究について紹介する. 言語: 日本語 ○宇宙科学談話会(第64回) 日時: 2017年1月11日(水) 16:30-17:30 場所: 宇宙研 A棟2階 大会議場(宇宙科学研究所相模原キャンパス) 講師: 安養寺 正之 (九州大学 工学部) 題目: 相似法則に基づく火星大気飛行への流体力学的挑戦と課題 概要: 起伏に富む火星地表の探査では、地形に左右されずに広範囲になおかつ地表近く で詳細なデータを取得することが渇望される.このような要請に対して航空機を 使った探査手法は有効な解決策の一つと考えられる.しかし,希薄な大気で如何 に高い揚力を確保するかが空力設計上、重要な課題となる.本講演では火星大気 飛行の実現を目指して,火星の大気状態に近い減圧環境下で気流を発生させる特 殊低密度風洞を使った空力研究開発の現状とその課題について紹介する。 言語: 日本語 ○宇宙科学談話会(第65回) 日時: 2017年1月25日(水) 16:30-17:30 場所: 宇宙研 新A棟会議室A(1257)(宇宙科学研究所相模原キャンパス) 講師: 癸生川 陽子 (横浜国立大学 理工学部 准教授) 題目: 宇宙における有機物について(仮題) -- 【セミナー・談話会一覧】 http://www.isas.jaxa.jp/j/researchers/seminar/ 【開催についての連絡先】:宇宙科学談話会・セミナー・世話人一同 danwakai [at] L.ac.jaxa.jp 【TV会議接続の連絡先】:宇宙科学研究所・科学推進部・笠原 kasahara.kenji [at] jaxa.jp