<<<<<<<<<<<<<< CRC News 2016年 9 月 17 日 >>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位 CRC事務局 ********<新学術領域「真空と時空」 公募研究のお知らせ>******** 皆様へ 平成28年度に始まった新学術領域 「ヒッグス粒子発見後の素粒子物理学の新展開~LHCによる真空と時空構造の解明~」 は、H29-30 度の科研費公募研究の募集を行います。 公募研究の採択目安件数は、 単年度あたりの応募額700万円を上限とする実験的研究を3件程度、 250万円を上限とする理論的研究を5件程度予定しております。 素粒子ばかりでなく、宇宙、天文学、レーザーを用いた新しい実験など 領域を広げるが対象です。多くの方の応募をお待ちしております。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 新学術領域(H28-32) 「ヒッグス粒子発見後の素粒子物理学の新展開~LHCによる真空と時空構造の解明~」 領域番号 2803 略称 「真空と時空」  領域代表者:浅井 祥仁 所属機関:東京大学大学院理学系研究科 本領域の目的は 「ヒッグス粒子の発見により、素粒子研究は劇的変化をした。本申請領域は、衝突エネルギーを倍増させたLHC加速器で、 超対称性粒子などテラスケールに潜む新しい素粒子現象を確実に発見する。この発見から、宇宙の暗黒物質の正体を明かし、 「時空」のミクロな理解を進める。またヒッグス粒子を用いて、「真空」の構造を解明し、 宇宙の相転移と進化の機構を解明する。これらは従来の素粒子研究を拡張し、 「時空、真空、素粒子を融合する」パラダイムシフトであり、量子論と相対論の融合へと発展する。 確実な成果が期待されるLHCでの物理研究を核に、 次世代エネルギーフロンティア実験の鍵となる加速器・検出器技術の開発や、宇宙、時空、素粒子の研究を展開する。」 であります。 本研究領域は上で述べたLHCでの発見をコアに、 時空及び真空へ拡げていく計画研究で構成されている。 この計画研究と協力して、新しい視点で成果を深く掘り下げ本研究領域を拡げる研究の公募(H29-30)を行う。 公募の対象となる研究は次の3種類である。 1) 新しい実験や理論的な研究で、LHCとは異なるアプローチでの真空や時空の解明を目指す研究。 (LHCを使って計画研究にない新しい測定や探索も含みます) 2)暗黒物質、重力波、暗黒エネルギーや宇宙の始まりと進化など宇宙研究への応用を目指す研究。 3)本研究領域の成果である次世代の超電導や検出器技術を応用する研究。 公募研究の採択目安件数は、 単年度あたりの応募額700万円を上限とする実験的研究を3件程度、250万円を上限とする理論的研究を5件程度予定している。 領域の情報や計画研究は、 http://www.icepp.s.u-tokyo.ac.jp/vacuum-space-time/ をご覧下さい また、応募書類などは http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/boshu/1376349.htm をご参考にしてください