<<<<<<<<<<<<<< CRC News 2016年 5 月 9 日 >>>>>>>>>>>>>> CRC会員 各位               CRC事務局  ***************<「宇宙科学セミナー・談話会」の5/6月の予定>*************** 宇宙科学研究所で開催しております「宇宙科学セミナー・談話会」の5/6月の予定 をお送りいたします。 ※外部からのTV会議接続も歓迎いたします。このメール文末に連絡先を記載し ておりますので、ご希望の方は御一報願います。 ●宇宙科学セミナー 2015年ノーベル物理学賞受賞を受賞された東京大学・宇宙線研究所の梶田先生に、 ノーベル賞受賞理由となりました「ニュートリノ振動の発見」について、解説し ていただきます。非専門家向けにお話いただける貴重な機会ですので、広い範囲 の皆様にご参加いただければ幸いです。 ○宇宙科学セミナー (第13回) 日時: 2016年6月1日(水) 16:30-17:30 場所: 宇宙研 A棟2階 大会議場(宇宙科学研究所相模原キャンパス) 講師: 梶田隆章(東京大学、2015年ノーベル物理学賞受賞) 題目: ニュートリノ振動の発見 ●宇宙科学談話会 ○宇宙科学談話会(第45回) 日時: 2016年5月11日(水) 16:30-17:30 場所: 宇宙研 A棟2階 大会議場(宇宙科学研究所相模原キャンパス) 講師: Simon Tardivel (NASA Postdoctoral Program Fellow, Jet Propulsion Laboratory, NASA) 題目: The Deployment and Mobility of Landers on Small Asteroids 概要: NEAR-Shoemaker、Hayabusa、Deep Impact、Rosettaなどの数々のミッションによ り、我々の小天体に対する理解は深まってきた。次のステップとしては、in- situ観測を実施するために、表面に着陸船を着陸・展開することが重要だと考え られる。小天体は、重力の大きな天体と異なり、軌道運動と地表面での運動は分 離して考えることができないため、これまでにない実装が必要となる。着陸・展 開を成功させるためには、平衡点やマニフォールドといった特殊な軌道力学を活 用し、不整地などの複雑な表面状態やダイナミクスを考慮する必要がある。本発 表では小惑星表面へのランダーの着陸・展開に関して、コロラド大学とJPLが実施 してきた研究を要約する。 ○宇宙科学談話会(第46回) 日時: 2016年6月22日(水) 16:30-17:30 場所: 宇宙研 A棟2階 大会議場(宇宙科学研究所相模原キャンパス) 講師: Chris Done (Durham University) 題目: Black holes: Einstein's gravity and rocket science! 概要: アインシュタインの一般相対性理論で予言された「理論上の存在」でしかなかっ たブラックホールが、X線天文学の発展により、「実際の観測研究の重要な対象」 となってきたかを概観する。特に、X線によるブラックホール観測が、一般相対性 理論の強い重力場での検証をいかに行っているか、さらに最近の重力波の検出が、 このことをいかに補強しているかについて述べる。 --- 【開催についての連絡先】:宇宙科学談話会・セミナー・世話人一同 danwakai [at] ML.ac.jaxa.jp 【TV会議接続の連絡先】:宇宙科学研究所・科学推進部(総括)山口 yamaguchi.yoshinori [at] jaxa.jp