<<<<<<<<<<<<<< CRC News  2016年 1月 10日 >>>>>>>>>>>>>>
CRC会員 各位
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***< 2015年度第1回CRC将来計画検討小委員会・CRC拡大実行委員会議事録 >***

日時:2015年度 12月20日 17:30〜19:00
場所:東京大学柏キャンパス・メディアフォール
将来計画検討小委員会:荻尾彰一*、神田展行*、井岡邦仁、戎崎俊一、鈴木英之、
   身内賢太朗、横山将志、深沢泰司、久野純治、田島宏康、梶田隆章、
   中畑雅行*、森正樹*
CRC実行委員会:伊藤好孝、神田展行*、西嶋恭司、中畑雅行*、森正樹*、手嶋政廣、
   荻尾彰一*、佐川宏行、窪秀利、日比野欣也、井上邦雄、竹内康雄
   欠席:宗像一起
   *は兼任
事務局、書記:吉越、山本

・CRCタウンミーティングが東大柏キャンパスのメディアフォールで行われ約60名が
  参加した。
・今回のタウンミーティングで、2012年末に作成した計画書に載せた
  Hyper-KAMIOKANDE (HK), CTA, KamLAND2-Zen, XMAX1.5, JEM-EUSO, TA2、Gadzooks!,
  IceCUBE/ARA、Tibetの9計画について実現状況を確認した。
・12月28日にある学術会議で何らかの方針が出てくるかもしれないが、現時点では
  どう動いていいかはっきりしない。何を要求されても対応できるように準備する。
・CTAについて、前回はマスタープランに「学術大型研究」として掲載されたが、分科会の
  報告書や「学術大型」では効果が小さいという印象もあるので、「重点大型」研究を
  目指して分科会に再提案することを了解した。「提案予算に運用費を含め100億円を超える
  規模にすべき」という意見もあったが、CTAグループで判断することを確認した。
・小規模計画を1つにパッケージ化して提案することについては、今後も議論を継続する。
・HKは前回マスタープランに載ったが、文科省のロードマップには載らなかった。計画の
  推進主体機関を明確にすることが重要では、との意見もあった。
・今回のタウンミーティングで、Tibet, BASJE, GRAPES3のメンバー有志が新グループを結成し
  ボリビアに新たな検出器を建設することを目指す、という新しい宇宙線観測計画の提案が
  あった。本計画を新しい提案として取り扱うことを確認した。
・JEM-EUSOとTA2についてはグループ内で議論を進めることにし、今回はK-EUSOについて
  マスタープランへの掲載を目指す提案がされた。
・IceCUBEについては、大型科研費とそれに続く概算要求による実現を目指したARA計画を内包
  する“IceCUBE-Gen2”計画が提案された。これを新計画として扱うことを確認した。
  IceCUBE-Gen2グループがマスタープラン2017への掲載を目指した提案を希望するか否かと
  タウンミーティングの早期開催について、小委員会から明日質問・議論することにした。