<<<<<<<<<<<<<<<<<<< CRC News No.2165:2013年 10月 1日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> *******************************< 会 報 >******************************* CRC会員 各位 2012年度CRC実行委員長 伊藤好孝    事務局書記 東海大学 櫛田淳子 *****************< 2012年度第2回CRC総会 議事要録 >************** 場所:広島大学 日本物理学会BD会場  時間:2013年3月28日 17:40〜19:00 出席者:(敬称略、順不同)奥村曉、齋藤隆之、松原豊、吉田龍生、永井雄也、 川出健太郎、渡辺寛子、得能久生、塩沢真人、西村康宏、三宅芙沙、毛受弘彰、 有働慈治、福田善之、森山茂栄、石徹白晃治、佐川宏行、川崎賀也、小島浩司、 増田公明、林田直明、柴田祥一、手嶋政廣、宗像一起、亀田純、川田和正、 梶野文義、窪秀利、松本浩典、佐々木真人、大石理子、梶田隆章、木戸英治、 吉越貴紀、中畑雅行、小澤俊介、赤池陽水、植山良貴、東出一洋、山下雅樹、 安部航、神田展行、伊藤好孝、森正樹、関谷洋之、日高直哉、中嶋大輔、 西嶋恭司、大西宗博、鈴木洋一郎、丸藤祐仁、Roger Wendell、山本常夏、 佐古崇志、櫛田淳子、高見一、田中秀和、三浦真、佐々井義矩、瀧谷寛樹、 野中敏幸、荻尾彰一、(計62名) ●CRC総会議長選出  CRC実行委員会として、宗像一起氏を推薦し、了承された。 ●宇宙線物理学奨励賞授賞式  齋藤隆之氏(マックスプランク研)に授与された。 ●事務局報告(林田) 1.訃報 ○平成24年10月20日に、宇宙科学研究所の 山上隆正 様 が御逝去されました。 心より御冥福をお祈り申し上げます。 2.CRC活動報告 (1) 9月24日、CRC会員名簿更新 (2) 10月10日、CRC将来計画検討小委員会の中間報告をCRC Web に公開 (3) 11月24,25日、CRC将来計画シンポジウム(第5回拡大タウンミーティング) (4) 11月25日、2012年度第6回CRC拡大実行委員会 (5) 1月28日、会費お知らせ便郵送 (6) 2月26日、2013年度CRC選挙公示(3月15日投票締切り) (7) 3月18日、CRC選挙開票作業 (8) 3月27日、2012年度第7回CRC拡大実行委員会 (9) 3月28日、2012年度第2回CRC総会 (10) 随  時、CRC News No.1938〜No.2083 (146件) 配信   (委員会:5件、人事公募:39件、研究会:77件、その他:25件) 3.2012年度CRC会計収支報告・会計監査報告(2013年3月18日現在) 収入: 前年度繰越金 991,323 円 口座振込会費 211,480 現金会費 38,000 預金利息 88 --------------------------- 収入合計 1,240,891 円 支出: 若手夏の学校支援金 100,000 円 将来計画冊子印刷費 130,420 タウンミーティング旅費と茶菓子代 45,967 弔電 4,987 郵送費(会費お知らせ便と連絡誌) 29,100 若手奨励賞副賞 100,000 --------------------------------------------- 支出合計 410,474 円 収支残高: 1,240,891 - 410,474 = 830,417 円 次年度繰越: 口座 731,720 + 預金 98,697 = 830,417 円  ◎上記の通り、適正に処理されていることを認めます。   2013年3月21日   会計監査 西嶋恭司 ---------------------------------------------- ============================================================== ============================================================== 4.2013年度CRC選挙の開票結果 開 票 日 ; 2013年03月18日(月) 事 務 局 ; 大西宗博、林田直明 立 会 人 ; 佐古崇志 (東京大学) 定 足 数 ; 112 (有権者数 336) 有効投票数; 148 (146(Email)+2(郵便), うち記名投票:0) 無効投票数; 0 --------------------------------------------------------- [ CRC実行委員会委員長 ] 当選順位 氏 名 得票 所属機関 当選 神田展行 58 大阪市大 次点 西嶋恭司 33 東海大 その他 42 白 票 15 ----------------------- 合計 148 以上の結果、神田展行 氏 (1期目) が委員長に選ばれた。 ----------------------------------------------------------------------- [ CRC実行委員会委員 ] (定員12名) 当選順位 氏 名 得票 所属機関 --------- 備 考 -------- 当選1位 伊藤好孝 75 名古屋大 前委員1位 同一機関A1位 当選2位 森正樹 56 立命館大 当選3位 山本常夏 47 甲南大 当選4位 西嶋恭司 45 東海大 前委員2位 当選5位 手嶋政廣 44 東大 前委員3位 同一機関B1位 当選6位 福島正己 37 東大 同一機関B2位 当選7位 田島宏康 35 名古屋大 前委員4位 同一機関A2位 神田展行 33 大阪市大 委員長当選 当選8位 さこ隆志 33 名古屋大 前委員5位 同一機関A3位 当選9位 瀧田正人 32 東大 前委員6位 同一機関B3位 ジャンケン勝 戸谷友則 32 東大 同一機関B3位 ジャンケン負 当選10位 窪秀利 31 京都大 宗像一起 30 信州大 前委員7位 荻尾彰一 28 大阪市大 前委員8位 安東正樹 25 国立天文台 前委員9位 当選11位 市村雅一 22 弘前大 佐川宏行 21 東大 同一機関B5位 当選12位 佐藤修一 19 法政大 中畑雅行 17 東大 前委員10位 常定芳基 17 東工大 前委員11位 次点 宗宮健太郎 16 東工大 次次点 戎崎俊一 15 理研 その他 164 白票 89 -------------------------------------------------------------------- 合計 963 以上の結果、上記の当選12位までの 12名の方が委員に選ばれた。 (注1) 委員長に投票された次点以下の方の得票(計75票)は委員の票に加算された。 (注2) 「委員12名中、前年度委員が6名を越えることはできない」規定により、 宗像一起氏、荻尾彰一氏、安東正樹氏は、委員にならない。 同じ理由で、中畑雅行氏、常定芳基氏は、次点にならない。 (注3) 「同一機関から選ばれる実行委員の数は3名以内とする」規定により、 佐川宏行氏は、委員にならない。 (注4) 瀧田正人氏と戸谷友則氏は、同数票で同一機関B3位なので、規定により、 メールジャンケンをした。その結果、瀧田正人氏が勝ったので当選した。 (注5)選挙公示日の時点の所属を、各候補者の所属とし、    選挙名簿と食い違っていても、選挙は無効にならないこととする。 ========================================================================= 5.新入会員 以下の9名の研究歴などを実行委員会で審議した結果、全員の入会が承認された。 ○丸藤 祐仁(がんどう よしひと) (東北大RCNS 助教) KamLAND-Zen実験 ○渡辺 寛子(わたなべ ひろこ) (東北大RCNS 助教) KamLAND-Zen実験 ○Roger Wendell (宇宙線研・神岡 助教)カミオカンデ実験 ○田中 秀和(たなか ひでかず) (宇宙線研・神岡 特任助教)カミオカンデ実験 ○西村 康宏(にしむら やすひろ)(宇宙線研・神岡 特任助教)カミオカンデ実験 ○浅野 勝晃(あさの かつあき) (宇宙線研・高エ天体 助教)高エネルギー天体 ○佐々井 義矩(ささい よしのり)   (名大STE研 D1)太陽中性子観測実験 ○瀧谷 寛樹(たきや ひろき)     (名大STE研 D1)XMASS実験 ○日高 直哉(ひだか なおや)     (名大STE研 D1)CTA実験 6.退会会員   以下の3名の退会が実行委員会で了承された。 ○ 武長 祐美子(元宇宙線研) ○ 阪田 紫帆里(電通大) ○ 柳田 友士 (元群馬工業高専) 7.次期書記は、神戸大学にお願いすることになった。 *********************************************************************** ●宇宙線研報告(梶田) ○人事異動2012年10月18日〜2013年4月1日(予定) 21名 客員 4名 ○人事公募   特任助教 宇宙線研1名(4月19日締切)  特任助教 神岡若干名 (4月26日締切) ○平成24年度補正予算  重力波 ○平成25年度概算要求 継続:神岡特別経費、共同利用・共同拠点経費             重力波高度化(低温化など)             重力波は現在空洞掘削中(平成26年3月まで予定) ○将来計画検討委員会 ・委員長 佐藤勝彦先生のもとで審議中。既に9回の会合を開き報告書を準備中。 ○外部評価委員会 ・6年に1度行っているもの。委員長釜江常好先生のもとで  平成25年1月16(水)から18(金)に委員会を開催。現在報告書を準備中。 ○共同利用・共同研究拠点中間評価 ・共同利用・共同研究拠点となって3年が経過。次期中期目標期間における認定等  を視野に入れて中間評価が行われる。4月末を目処に調書作成。 ・所内の対応委員:寺澤(委員長)、手嶋、中畑、川崎(以上部門主任) ・この評価報告書の作成にあたって、共同利用によって得られた論文などの情報が必要。 ○第二回宇宙素粒子スプリングスクール ・3月4−8日に開催。30人の学部3年生を受け入れる。 ・今後とも宇宙線分野の大学院学生を増やす活動として継続する予定。 ●STE研報告 (伊藤) ○建物移転 ・3月、旧プラズマ研地区に新棟「総合研究棟(地域環境系)」が完成。 ・STE研全部門、水循環センターとエコトピアの一部が入居。 ・宇宙線グループはドーム地区から5階へ移転。一部実験室はドーム地区に残留。 ・ドーム地区の利用計画は未定。 ○共同利用、共同研究拠点の中間評価準備中 ・外部評価(今秋頃)も予定。これにむけて将来計画ロードマップの検討を進めている。 ○リーディング大学院(複合領域型横断的テーマ)採択 ・「フロンティア宇宙開拓リーダー養成プログラム」(プログラムコーディネーター 田島宏康) ・前GCOE「宇宙基礎原理の探求(拠点リーダー杉山直)」の枠組みを引き継ぎ、  理学研究科素粒子宇宙物理学専攻、STE研、工学研究科航空宇宙工学専攻が中心。 ・修士−博士5年間一環教育。2018年度まで。 ○将来計画ロードマップについて ・現在はSTE研の中で議論中。時期がきたらオープンにする。 ●CRC実行委員会報告(伊藤) ○宇宙線将来計画 CRC中規模計画タウンミーティングその後 ・11月24-25日 CRC合同タウンミーティング  8計画中5計画(CTA, KamLAND2-Zen,XMASS1.5,, EUSO, TA2)を  “中規模”計画として策定(S,A,B付き) ・12月1日 学術会議天文分科会へ送付  5計画のエクセルシート、概要、策定の経緯 ・12月4日 学術会議素核分科会へレター送付  天文中規模計画選定経緯の情報、非加速器素粒子実験分野への対応依頼  (KamLAND2-Zen, XMAS1.5に加えHyper-K) ・12月25日 学術会議天文分科会、CRC代表説明  各天文関連分野から各中規模計画選定の説明 ・H25年2月17-18日 学術会議・天文分科会将来計画シンポ  CTA, XMASS1.5,EUSO、各計画代表から発表。CRC計画選定経緯も発表 ◯マスタープラン策定との関係 ・学術会議次期(第22期)「大型研究計画」マスタープランの募集(H25年2月15-3月31日)開始 ・天文中規模計画はもともと現マスタープランに載らない規模の“中規模”計画を  プロモートするためのものだった。 ・次回マスタープランの枠組みが変わり“天文中規模計画”策定との「混乱」が生じた  「学術研究領域」各分野30以下  予算総額数十億円超(“数”は“1”を含む??)  総数200件以下  総分野100件以下に絞りさらに、25-30件を重点大型計画  CRCから出した中型計画のうちCTA,EUSOは天文分科会からのマスタープランへ応募  XMASS1.5、KamLAND2-Zenは素核分科会から応募 ○今後 ・学術会議天文分科会ではもう一度中規模計画に絞った  将来計画シンポを予定(5月28-29日) ・現CRC将来計画検討小委は「この春」で終了 ・次の(新)将来計画検討小委は次期CRC実行委で議論。 中規模計画の早い展開をフォローするために常置化する。  (2年前に常置化が決定された) ○ICRC2013の開催地リオデジャネイロの治安について注意 ●その他 ○AMS-02実験の現状報告緊急講演は中止 (3)CRC実行委員会報告(伊藤)   CRC将来計画検討小委員会(神田委員長 ほか委員9名)はタウンミーティング   企画、次期中規模計画の選定、ないし順位付け等を検討することを目的とし、   2011年6月にCRC実行委員会の元に設置。   以下、将来計画検討小委員会に関わる今後のスケジュールと質疑・意見    2012年5月から6月:第3回タウンミーティング(超高エネルギー分野)    2012年7月:第4回タウンミーティング(地下実験分野)    2012年秋:中間報告    2012年後半:シンポジウム(2日間@柏 予定)    2013年3月:CRC実行委員会への報告   ○CRC実行委員会と小委員会とはどこが違うのか。→ 平成23年〜24年の2年    に渡り、継続して同一メンバーが委員になっており、また小委員会には加    えて外部委員も含まれている。   ○CRCとして推すべき計画を絞る可能性がある。現在、分野ごとのタウンミー    ティングを開催・計画してきているが、その後、全分野での全体タウンミー    ティング(共同利用CRC将来計画研究会の一環として)を開催し、順位付け    まで切り込んだ議論をする必要があろう。 (4)インフォーマルミーティング「日本学術会議との連絡会」から(森)   マスタープランの改定を第22期(今期)にて行う予定。この改定に向けて   大型研究計画検討分科会が設置される予定。一方で、中型計画については   まだ検討場所がない。実際に取り上げる計画については物理学分科会、   天文宇宙分科会から(コミュニティーからの)意見を吸い上げることにな   っている。実際、天文宇宙分科会からはCRCに中期計画推薦要請が来ている。   これは学術会議全体としての流れとして、大型研究計画においても「コミ   ュニティーからの意見」を重視する流れがあることに基づいたもの、と考   えられる。 **************************************************************************