<<<<<<<<<<<<<<<<<<<  CRC News No.1286:2009年 1月23日 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

CRC会員 各位
                                                 CRC事務局  宇宙線研支部

****< 2009年度名古屋大学太陽地球環境研究所「研究集会」公募要項 >****

名古屋大学太陽地球環境研究所では現在下記の要領で共同利用公募を
行っています。締め切りが近くなったので案内します。
ふるってご応募ください。

名古屋大学太陽地球環境研究所
松原豊

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2009年度
名古屋大学太陽地球環境研究所
「研究集会」公募要項

1.公募事項
  (1)太陽地球環境に関する比較的小規模の研究集会
  (2)本研究所の共同研究に関する研究集会

2.申請資格者
  (1)国、公、私立大学および国、公立研究機関の研究者、またはこれらに準ずる
     研究者
  (2)本研究所長が特に適当と認めた者

3.申請方法
  (1)本公募要項に記載される研究集会の開催を希望する場合は、申請代表者を定
     め、研究集会の目的、名称、開催予定期間、その他申請事項について事前に
     本研究所の関係教員と十分な打ち合わせをして下さい。
  (2)研究集会の開催場所は、名古屋を原則とします。
     但し、次の条件をすべて満たす場合は、それ以外の場所で開催できます。
     1)開催場所が他の共同利用機関でないこと
     2)参加者が3人以上であり、過半数が本研究所以外からであること
     3)研究集会の議事録または集録を作成し、「9.提出先」へ1部提出すること
     開催地が、本研究所の関連施設や研究代表者の所属機関の所在地以外の場合、
     その理由を申請書に記して下さい。
  (3)研究集会の申請にあたっては、別添「研究集会申請書」(別紙様式3)を
     「9.提出先」および「研究所の担当教員」へE-Mailにて提出して下さい
     (「10.E-Mail送付要領」参照)。
  (4)研究代表者としての申請課題は、1人1件を原則とします。
  (5)本研究所では、平成16年度より新たにジオスペース研究センターが発足し
     以下に示す3つの領域横断的な重点共同研究プロジェクトを推進しています。
     申請書の該当欄に関連するプロジェクトの番号をチェックして下さい。
   プロジェクトの詳細に関しては、http://center.stelab.nagoya-u.ac.jp/を
     参照して下さい。

・プロジェクト1:CMEの素過程の研究 
 プロジェクトリーダー:徳丸宗利(太陽圏環境部門)
 CMEは宇宙天気に大きな影響を与えるため、精密な理解が必要とされています。
  本プロジェクトでは、当研究所で実施している惑星間空間シンチレーション観測
  や高エネルギー粒子観測のデータと、衛星・地上観測データを比較・融合させな
  がら、目下謎となっているCMEの素過程(3次元構造と伝搬のダイナミックス
  、発生機構、衝撃波の励起と粒子加速、等)について研究を行います。また、
  CME研究に新展開をもたらす観測装置や解析技術の開発研究も行います。

・プロジェクト2:人工衛星−地上共同観測によるジオスペースの新展開
 プロジェクトリーダー:塩川和夫(電磁気圏環境部門)
 地球のまわりの身近な宇宙空間であるジオスペースは、人工衛星や国際宇宙
  ステーションが飛翔する領域であり、そこにおけるプラズマや大気の変動過程を
  理解することは、宇宙に進出し始めた人類にとって緊急の課題です。本プロジェ
  クトでは、新しい人工衛星−地上ネットワーク観測と領域間をつないだ数値モデ
  ルを基にして、ジオスペースを構成する磁気圏−電離圏−熱圏の間でのエネルギ
  ー変換や物質輸送の過程を研究します。

・プロジェクト3:太陽活動の地球環境への影響に関する研究
 プロジェクトリーダー:増田公明(太陽圏環境部門)
 太陽活動は、さまざまな形で地球環境に影響を与えます。本プロジェクトでは、
  太陽活動の変動がどのように地球環境に影響を与えてきたのかを、過去から現在
  にわたって検証し、その素過程を解明します。数十年以上の長期変動を理解する
  ために、放射性同位体測定によって過去の太陽活動の変動を調べます。また、
  太陽による地球環境への影響のメカニズム研究のために、現在の大気で起こって
  いる変動を、赤外線やミリ波電波により観測するとともに、レーザーを用いた室
  内実験によってその素過程を調べます。

  (6)申請書の書式ファイルは本研究所のホームページからダウンロードできます。
     以下のURLをご覧下さい。
   研究所ホームページ:
       http://www.stelab.nagoya-u.ac.jp/ste-www1/index-j.html
     ダウンロードページ:
       http://www.stelab.nagoya-u.ac.jp/ste-www1/news/kyodo/h21/index.html

4.研究集会日程
   2009年4月1日から2010年3月15日までの期間から選んで下さい。
    但し、原則として土、日、祝日は除きます。

5.申請期限
     2009年2月2日 期限厳守

6.審  査
  (1)研究集会の採否は、共同利用専門委員会(大気圏、電磁気圏、太陽圏、
     総合解析)および共同利用委員会の審査を経て、所長が決定します。
  (2)審査にあたって、共同利用専門委員会は必要に応じて申請代表者から説明を
     聞くことがあります。
  (3)審査結果については、2009年5月上旬までに所長から申請代表者あてに
     文書で通知します。

7.所要経費
  (1)研究集会に必要な経費および研究集会の集録出版に必要な経費は、予算の
     範囲内において配分額が決定されます。
  (2)研究集会に必要な旅費は、精算払いとします。
  (3)研究集会の集録出版に必要な経費(消耗品費)を支出するに当たっては、
     研究代表者の所属機関(または本研究所)の経理担当者等による検収が必
     要となります。
     この件について、採択後別途、文書により通知および依頼をいたします。
     詳細については、本研究所の担当教員にお問い合わせ下さい。

8.研究報告書
    採択された集会については、集会終了後、次の要領で、「研究集会報告書」
     を提出して頂きます。この報告書は、「共同研究報告書」とともに年度毎に
     本研究所でまとめ、関係機関に配布します。
  (1)研究集会報告書
     研究集会の代表者は研究集会終了後、期日までに「研究集会報告書」
     (別紙様式4)を「9. 提出先」および「研究所の担当教員」へE-Mailにて
     提出して下さい
     (「10.E-Mail送付要領」参照)。
  (2)報告書の作成に当たっては、ワープロまたはタイプを使用し、図表等を含めて
     A4サイズ1〜2枚程度になるようご注意下さい。提出原稿は、製本用原稿
     としてそのまま印刷されます。
  (3)報告書の提出期限は研究集会終了後、4週間以内とします。
  (4)報告書が提出されない場合は、翌年度、申請代表者からの研究集会の申請は
     受理されませんので、ご注意下さい。
  (5)報告書の書式ファイルは本研究所のホームページからダウンロードできます。
     以下のURLをご覧下さい。
     http://www.stelab.nagoya-u.ac.jp/ste-www1/news/kyodo/h21/index.html

9.提出先
       〒464−8601 愛知県名古屋市千種区不老町
                       名古屋大学太陽地球環境研究所
                           研究所総務課研究支援掛
                           TEL: 052−789−5263(ダイヤルイン)
                           FAX: 052−747−6313
              E-Mail:kyodo [at] stelab.nagoya-u.ac.jp

10.E-Mail送付要領
   申請書および研究報告書は原則としてE-Mailで送付してください。
     なお、送付に当たっては、次の要領にしたがって行ってください。
  (1)申請書、研究報告書は、「9.提出先」および「本研究所の担当教員」へ送付
     してください。
  (2)申請書、研究報告書の記入内容に不備があるものは、受付できません。

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