天文学・宇宙物理学は過去３０年間で最も進展が著しい科学分野であるが、昨今実験・観測設備の大型化による高価なビッグサイエンスになりつつある。 先日の学術シンポジウムでも、若手に対して何を今後研究したいのか？すべきなのか？という問いが投げかけられた。 我々若手研究者としても先人と同じテーマを金と時間をかけて深く掘り下げるだけではなく、いかに新たな面白いテーマを発掘できるかを再考することは今後の科学を背負っていくうえで重要である。 そこで、研究の第一線で活躍する若手研究者を集め、何が面白いのか何をすべきなのかを思い思いに語り合う研究会が必須であると私は考えた。 そのためのFuture of Cosmology and Astrophysics Meeting (FuCAMee)である。
本研究会では、余裕のある講演時間を確保してあるため、活発な議論・意見交換が行われることと期待している。

世話人 : 深見 哲志 (fukami◎icrr.u-tokyo.ac.jp)