Ashraとは、全天監視高精度宇宙線望遠鏡(All-Sky survey High Resolution Air-shower telescope)の略称です。
突発的高エネルギー天体から来る光や素粒子による一瞬の煌きを監視する、
広角高精度の望遠鏡を開発しました。本観測めざし、ハワイ島で設置を進めています。
従来の宇宙線実験では、全天を高分解能で探査することはできませんでした。
また多粒子同時観測を行うこともできません。このような難点を克服するべく、
Ashra望遠鏡は全天・高精度・多粒子観測という三つの武器を備え、宇宙線実験を
新たな領域へと先導します。
ハワイ本島の山の中腹に宇宙をみつめる新たな「眼」が設置されようとしています。
しかも、人の視力1.0に相当する画期的な「眼」です。その「眼」が、すなわち Ashra望遠鏡 です。
地殻や山を標的とした高エネルギーニュートリノの初検出、
空気シャワー発光を利用した核子やガンマ線などの超高エネルギー素粒子を用いた本格的な天体観測が、
始まろうとしています。それがAshra計画です。
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カシミール力による超低エネルギーの探求
(Venus実験)
(PDF)
超低エネルギーの探求
古典的な電気力とは異なる、導体間に働く引力について研究を進めています。
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3次元リアルタイム撮像ライダー
(Ashra 3D-RTILプロジェクト)
(PDF)
Ashraを応用した社会還元プロジェクト
素粒子天文の最新の観測技術を応用した3次元常時監視撮像ライダーの実用化を進めています。
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